犬にモロヘイヤを与えても大丈夫!注意点は?

公開日:2025/02/26 / 最終更新日:2025/03/10
犬が食べて大丈夫なモロヘイヤの栄養成分

モロヘイヤに含まれている、
犬にとって
よいとされている栄養素は
以下の4つです。
- カルシウム
- βカロテン
- カリウム
- マンナン、ムシレージ
カルシウム
モロヘイヤは、
野菜の中でも特に
カルシウムの含有量が
多いとされています。
カルシウムは、
歯や骨を作るために
必要な栄養素です。
βカロテン
体内でビタミンAに変化し、
免疫機能において
重要な役割を持つ成分です。
モロヘイヤの
βカロテン含有量は、
全食材の中で
トップクラスといわれています。
カリウム
体内の余分なナトリウムを
排出する役割を担っています。
また、
過剰なカルシウムの
排出を抑制するため、
体を丈夫に保つためにも
よい働きをしてくれると
されています。
マンナン、ムシレージ
マンナンとムシレージは
非常によく似た働きのある
成分です。
タンパク質の
消化吸収を助ける、
胃の粘膜を保護する、
糖の吸収を緩やかにし
血糖値の上昇を抑えるといった
働きがあります。

犬にモロヘイヤを与える際の注意点
生の状態で与えない
モロヘイヤには
シュウ酸が含まれています。
シュウ酸は
結石の原因となるため、
注意する必要があります。
ただし、
加熱することで
アクとして排出されるため、
シュウ酸の含有量を
減らすことができます。
必ず
加熱してから
与えるようにしましょう。
また
結石になったことのある犬や、
リスクのある犬には
モロヘイヤを
与えることは避けましょう。
種子や茎、若葉は与えない
モロヘイヤの種子、
茎や枝、若葉には
毒性があるといわれています。
犬ではありませんが、
モロヘイヤを食べて
牛が致死したという
報告もあります。
これは
ストロファンリジンという
物質によるものが
原因とされていますが、
市販のものには
含まれていません。
家庭菜園などで
モロヘイヤを栽培し、
それを犬に与える場合に
注意が必要です。
誤って
犬が口にした場合は、
めまいや嘔吐といった
症状がでる
可能性がありますので、
よく注意して
場合によっては
病院を受診しましょう。
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犬へのモロヘイヤの与え方
総合栄養食への
トッピングや
おやつとして与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
加熱してから与える
先ほどもお伝えしたように、
シュウ酸が含まれているため
必ず加熱してから
与えるようにしましょう。
ただし、
加熱しすぎると
栄養素が抜けてしまいます。
ささっと火を通し、
軽く加熱する程度で
OKです。
細かく刻んで与える
犬は
消化機能が
さほど高くはない動物です。
特に
年齢を重ねた犬は、
さらに
消化機能が低下している
可能性があります。
与えるときは
細かく刻んで、
食べやすいサイズにして
与えるようにしましょう。
また、
過剰にあげることは
避けましょう。
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味付けはしない
犬のごはんに
味付けは必要ありません。
塩分や糖分を
過剰に摂取すると、
心臓病や内臓疾患、
肥満などの
原因になります。
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まとめ
- モロヘイヤには犬の体に良い栄養素が含まれている
- 結石になったことがある犬に与えるのはNG
- 必ず軽く加熱してから与える
モロヘイヤは
犬が食べても
非常に良い働きをしてくれる
食材ですが、
与え方には注意が必要です。
また
家庭菜園で育てたものなどは、
与えて良い部位を
正しく把握しておき、
毒性のある種子、
茎や枝、若葉は
与えないように
しましょう。
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