犬がぐったりして動かない!対処法って?
公開日:2024/04/10 / 最終更新日:2024/04/10
犬がぐったりしているときに考えられる病気
愛犬がぐったしている時、
様子見をしていいのか
病院に連れていくべきなのか
迷うと思います。
まずは
大好きなおやつや
おもちゃに反応するか
確かめてみてください。
いつも通り
立ち上がって
近寄るのであれば、
問題はないか、
あっても
軽度の問題かもしれません。
目で追ったり
起き上がろうと
したりするものの
近づこうとしない場合は、
体に問題が起きて
動くのが
つらい可能性があります。
全く興味を示さない場合は
重度の問題が起きている
可能性がありますので
要注意です。
犬がぐったりしている場合に
考えられる病気として、
全身への負担がある
- 感染症
- 貧血
- 心臓病
などから
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単一臓器による強い炎症
- 膵炎
- 肝臓病
- 腫瘍
- 心臓病
- 感染症
- 糖尿病
- 低血糖症
などが挙げられます。
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ただし、
- 「ぐったりしている」
- 「元気がない」
- 「ずっと寝ている」
- 「無気力/無関心」
といった反応は
あらゆる病気で
見られる可能性があります。
とにかく急を要すること、
重症度が高い
可能性があることを
ご理解いただく必要があります。
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緊急性の高い「ぐったり」以外の症状
緊急性が高い場合は
ぐったり以外にも
いつもと違う
様子が見られるはずです。
以下の
主な症状の
緊急度と対処法を
まとめましたので、
確認してください。
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他にも
前足を伸ばして
胸を床につけ、
お尻を突き上げる
「お祈りポーズ」は
膵炎の犬が
具合が悪い時にする寝方です。
表で挙げた症状に限らず、
いつもと違う様子が
継続して見られる場合や
事故、誤飲・誤食など
原因に心当たりがある場合は
なるべく早く
動物病院へ行くようにしてください。
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緊急性の高い「犬がぐったりする原因」
犬がぐったりしている場合に
考えられる原因のうち、
緊急性の高いものを
5つ解説します。
緊急性の高い原因は
これだけではありませんので、
あくまで
代表例と考えてください。
1、低血糖
犬の低血糖は
血液中のブドウ糖が
減少して起こる症状です。
子犬やトイプードルなどの
小型犬に起こりやすく、
シニア犬(老犬)の場合は
腫瘍や臓器の疾患などの
病気が原因になっている
場合もあります。
放っておくと
震えや痙攣を起こし、
危険な状態になる
可能性があります。
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2、中毒
急に嘔吐や下痢を繰り返す場合は、
有毒なものを食べた
可能性があります。
代表的なものとして
ブドウやタマネギ、
チョコレート、ニンニク
などが挙げられます。
他にも
人間の薬や
洗剤などの薬品、
散歩中に蜂に刺されたり
ヘビに噛まれたりして
中毒症状が起きます。
疑いがある場合は
すぐに動物病院へ
行くようにしてください。
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3、熱中症
熱中症は
6月から増え始めて
7月、8月に多くなります。
外出時になりやすいと
思われがちですが、
室内や車内でも
起こる可能性があります。
重度になると
死に至る可能性があり、
体温が40~43℃になると
非常に危険な
状態と言えます。
すぐに動物病院へ
行くようにしてください。
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4、骨折
骨折は
トイプードルやチワワなどの小型犬、
ミニピンやイタグレなど
足が細い犬種でよく見られ、
特にシニア犬(老犬)が
痛みで動けない可能性があり
注意が必要です。
子犬や成犬でも
交通事故や落下で
肋骨や骨盤を骨折し、
内臓にダメージを受けて
ぐったりしている場合は
非常に危険な状態です。
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5、アナフィラキシーショック
狂犬病や
混合ワクチンを摂取した直後、
数分から数十分で
見られる副反応として、
まれにアナフィラキシーショックが
起きる可能性があります。
動物病院でも
摂取後に様子を見ますが、
帰宅後に急変したときのため
午前中に打つことが
推奨されています。
アナフィラキシーショックは
蜂やヘビの毒で
起こる場合もあります。
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年齢別に考えられる犬がぐったりしている原因
犬がぐったりする原因は
年齢によっても異なります。
大きく子犬期、成犬期、シニア犬(老犬)の
3つにわけて
考えられる原因を解説します。
子犬期
子犬で多いのは
低血糖や感染症、誤飲・誤食です。
特に
生後3カ月までの子犬は
ブドウ糖を
体内に貯蔵する機能が不十分なため
低血糖になりやすく、
ごはんが足りないことで
低血糖に陥るケースもあります。
子犬期は
2週に1度は
体重を量るようにして、
常に最適な食事量を
確認しておく必要があります。
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成犬
成犬で多いのは
誤飲・誤食や肥満です。
肥満の犬は
膵炎や糖尿病になりやすくなり、
心臓病の悪化を招いたり、
体重の増加により
変形性関節症の
症状が出たりします。
病気や体の痛み、
疲れやすくなることで
ぐったりしてしまいます。
適切な運動と
正しい食事管理を
心がけましょう。
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シニア犬(老犬)
シニア犬(老犬)で多いのは
誤飲・誤食や肥満、
老化による関節痛などです。
犬も認知症になり、
誤飲・誤食の
リスクが高まりますし、
食事量が変わらずに
運動量が減ると
肥満になりやすくなります。
筋肉が衰えることで
関節への負担が
大きくなりますので、
日々の変化を
よく観察して
早め早めのケアを
心がけてください。
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まとめ
- さまざまな病気でぐったりする可能性がある
- 病気の場合はぐったり以外の症状も見られる
- 年齢ごとに原因の傾向が変わってくる
- 普段から愛犬を観察することが大切
愛犬が急に動かなくなって
ぐったりしていたら
飼い主さんとしては
心配になってしまうと思います。
ただ疲れていたり、
眠いだけだったりするかもしれませんが、
緊急性が高い
可能性もあります。
その場合は、
「ぐったり」以外にも
いつもと違う症状が
見られるはずです。
そういった状態になった場合は、
迷わず
動物病院を受診することを
お勧めいたします。
愛犬の変化に気づくためにも、
普段から
愛犬をよく見てあげることが大切です。
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