老犬に散歩!必要量や頻度って?
公開日:2024/11/15 / 最終更新日:2024/11/15
老犬の散歩の必要性
老犬(シニア犬)になり、
歩くのが嫌になってきたから
やめようかと悩む方も
多いのではないでしょうか。
しかし、
散歩に行くメリットがあるため、
可能であれば
してあげてほしいと思います。
筋肉の減退予防
老犬(シニア犬)になると、
運動不足で
筋肉も衰えていきがちです。
ゆっくりでも歩けるのなら、
愛犬のペースで歩くことで
「立つ」「歩く」という
基本的な動きに
必要な筋肉を使うことができます。
人と同じく、
「立つ」「歩く」が難しくなると、
自分でトイレに行ったり、
ご飯を食べたりすることが
難しくなります。
自分でできることが
多いということは、
犬にとっても
嬉しいことですし、
飼い主の介護の負担を
減らすことにもつながります。
五感を刺激して気分転換
犬が歳を取ると、
体のさまざまな機能が
低下していくのは
犬も人も同じです。
その中でも
犬の嗅覚というのは
1番長く使える機能だといわれています。
大好きな飼い主や
自分の匂いで満たされた
家にいることは
安心感でいっぱいですが、
外に出て
違った刺激を受けることも
心身ともに必要なことです。
匂いはもちろん、
風を感じたり、
光や音、
気配などを
五感を使って感じさせたりすることが、
良い刺激となり、
気分転換になります。
気持ちの良い排泄
これまでお散歩時に
排泄
(おしっこやうんち)
をしていた犬にとっては、
変わらず外で排泄をすることが
1番気持ちの良い方法です。
長い距離を歩けなくても
「外に出て排泄する」
というだけで、
その子にとって
ストレスのない排泄を
させてあげることができます。
室内で排泄ができない場合、
将来を見据え、
足腰が悪くなる前に
室内での排泄ができるように
練習してあげることが大切です。
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老犬(シニア犬)が散歩に行きたがらない理由・原因
老犬になってくると
散歩に行きたがらない場面が
出てきますが、
大きく
3つの理由・原因があります。
今まで
散歩が大好きだった犬が
急に
行きたがらなくなった場合には、
病気の可能性もあるため、
獣医師に
相談してみるといいでしょう。
- 体調が悪い
- 体に痛みがある
- 気分が乗らない・動きたくない
老犬が散歩に疲れたサイン
愛犬が散歩中に
下記のような仕草をした場合は、
疲れている可能性があります。
その場合は
一緒に止まってあげるか、
抱っこしてあげるなど、
愛犬のペースに合わせた
散歩を心がけましょう。
- 座り込む
- 自宅に戻ろうとする
- 呼吸が早くなる
- リードを引っ張る
老犬(シニア犬)と散歩するときの注意点
老犬と散歩する際には、
ストレスにならないように
注意が必要です。
行きたがらない場合は
無理に
行かせる必要はありません。
ベランダで
外の空気を吸わせてあげるだけでも
リフレッシュできるでしょう。
家族でルールを決める
万が一散歩中に
体調が悪くなったら
連れて帰るのか、
すぐ近くに
動物病院はあるのかなど、
事前に
家族でルールを決めておくと、
いざというときに
冷静な対応が取れます。
天気や気候をチェック
気温や
気圧の変化に弱くなったり、
体調を
崩しやすくなったりします。
- 「寒い日のお散歩は洋服を着せる」
- 「夏場は日が落ちた時間帯に外出する」
など、
体に負担をかけない散歩を
心がけましょう。
散歩時間・頻度・回数・距離は体調に合わせて
シニア犬(老犬)の
散歩の時間は
犬種によっても、
その子の体調や
どんな病気をしているかによっても
異なるため「◯分」や「◯km」
断言することはできません。
愛犬の様子を見ながら
「今日はここまでにしようか」と
早めに引き返す判断も
必要です。
そのほか、
散歩コースを家の周りの
短いコースにすることも
一つの方法です。
調子がいいときは
何周もすればいいですし、
疲れたらすぐに
家に帰ることができます。
立ち止まる場合や
歩かない・帰りたがらない場合は、
無理せず
抱っこやバギーやカートに入れて
帰ることも大切です。
犬のバギー(カート)おすすめ8選!
日本で最初のペット用カートを発売した
ピッコロカーネ。
ヨーロッパ向けの
人間用ベビーカーを製造している工場で
ベビーカーを改良アレンジして
設計&製造しています。
女性もラクラク操作できるのも
嬉しいポイント。
耐荷重いっぱいの20kgまで乗せても
とってもスムースに押すことができます。
ペットの乗るバッグ部分は
取り外しが可能なため、
ハウスがわりに使ったり、
車移動の際には
ドライブボックスとして使ったりできます。
「ピッコロカーネ」のファスナータイプ ペットバギー
ペットカート専門の有名ブランド
「Airbuggy for Dog」の犬用バギー。
小中型犬、多頭飼い対応で、
折りたたみ可能。
夜道、遠くからでもカートの存在が分かるように
後部フレームの左右に
リフレクターを装備しているので安心です。
タイヤはワンタッチで着脱OK。
折りたたむと厚さわずか19cmの
コンパクトスタイルに。
車への積載時、玄関での収納時など、
TPOに応じた省スペース収納が可能です。
「Airbuggy for Dog」のトゥィンクル
Airbuggyのキャリッジタイプは、
体重の重い大型犬を乗せても、
4輪の安定性と3角構造の軽快な押し心地で
スムーズな走行が可能。
愛犬が開放的に乗ることができるオープンタイプで、
荷物が多い時は台車としても使用できます。
別売りのルーフを装着すれば、
突然の飛び出しや移動時にも安心。
本体後部にはスロープを装備し、
足腰の弱いシニア犬でも
乗り降りがしやすいデザインになっています。
「Airbuggy for Dog」のキャリッジ
新しくなったDOME3は、
室内空間が15%アップ。
内部空間にゆとりがうまれ、
多頭飼いや、より大きな犬種でも
快適にお使いいただけるようになっています。
ドームは、180度開く
アコーディオンルーフを採用。
左右どちらからでもワンタッチで開閉できます。
「Airbuggy for Dog」のブレーキモデルドーム
押しやすさ、乗り心地もそのままに、
運びやすくコンパクトな4.3kgを実現した
スマートモデル。
3箇所のメッシュで通気性も抜群!
車輪に搭載したサスペンション機能が
振動をカット
前輪・後輪の両方に
サスペンション機能を搭載。
路面からの振動を吸収し、
愛犬の快適な乗り心地を実現します。
後輪にワンタッチのストッパー
左右の後輪にあるストッパーを押し下げれば
簡単にロックできます。
「compet」のコンビ ミリミリライトアルファEGロング
カート、キャリングカート、キャリー、
ドライブキャリーの4通りの使い方ができる
多機能ペットカートです。
キャリーを外して折りたたむだけで
コンパクトになります。
また背面ポケット、下段バスケット、
ドリンクホルダーなど
収納もたっぷり付いています。
顔を出して外を眺められるので、
シニア犬やケガをしてる犬も
楽しくお散歩ができます。
「アイリスオーヤマ」の4WAYペットカート
布地部分は600デニールの
厚めの生地を使っているので
高級感があって丈夫なので
噛んだりや爪などのイタズラに強く、
裏地は防水系の生地を使っているので
汚れなどふき取りやすくなっています。
車輪は中型犬までのペットバギーのクラスでは
大き目の車輪なので段差に強く、
タイヤ素材にEVA素材を使用しており
振動を吸収するために
敏感な子にはおすすめです。
「Cocoheart」の甘えん坊バギー
小型犬にピッタリなコンパクトサイズの
折りたたみ式ペットカートです。
カートの前後にメッシュ素材が
採用されているので通気性がよく、
愛犬の様子も確認しやすいのが
嬉しいポイントの一つ。
内部には飛び出し防止リードが
2本付いているので、
メッシュのカバーを開けていても安心です。
PET CART
リードは首の負担にも
リードは
引っ張ることで
首の負担もかかります。
ハーネスであれば
体全体に力がかかるため、
ハーネスタイプも検討しましょう。
首に負担の少ないおすすめ犬用ハーネス!
抜けにくいものから
革素材のおしゃれなものまで
有害廃棄物をほとんど出さない
自然環境に優しい素材であるヌメ革を
シンプルで上品に仕上げています。
白っぽい革が
アメ色に変わっていく様子を
愛犬の成長と一緒に
楽しんでみませんか?
free stitch ヌメリングワンタッチハーネス
Tre Ponti (トレポンティ) は、
30年以上にわたって
ペット製品を製造する
イタリアの老舗ペットブランド。
スタイリッシュな外観、生物工学に基づいた、
安心・安全なデザイン、
丈夫で長持ちする品質が特徴です。
柔らかいメッシュ生地を使用した
負担になりにくい設計。
軽量なので、小さなワンちゃんのボディーに
負担をかけず、動きを妨げます
Fibbia Soft Mesh
ふんわりソフトなつけ心地のハーネスなので、
ワンちゃんへの負荷も少ないです。
ソフトハーネス
首回りがY字構造で喉に負担がかかりにくく、
首回り、胴回り、お腹周り、
5箇所に調節具がついているため、
さまざまな体型のワンちゃんが
苦しくなく着用できるように
設計されています。
足を触らずに簡単に装着可能な仕様も
嬉しいポイント。
ciiron TOKYO ハーネス
フレブルオーナーでもあるブランド創設者が、
フレブルに合うハーネスを作りました。
強度、耐摩耗性、軽量という
機能性を持ちながら、
コットンのようなナチュラル感が特徴の
東レ社のナイロン素材「セボナー」を採用。
撥水効果もあり、
やんちゃなパートナーにも◎
もともと犬具メーカーに勤務し、
たくさんの犬具を作ってきた実力者の
こだわりの逸品です。
セボナーコレクション ハーネス
起き上がりの補助、歩行の補助など、
年齢や怪我といったさまざまな理由で
補助を要するワンちゃんのための
補助用ハーネスです。
愛犬への負担がかかりにくい軽量タイプで、
脱着も簡単なスナップ式ボタンを
採用しています。
カラフルドッグリフトハーネス(歩行補助ハーネス)
老犬と散歩に行けなくても自宅でできる運動
老犬と散歩に行けない場合でも、
頭や体の運動は大切です。
おすすめの運動が
ノーズワークです。
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老犬でも美味しく食べられるおすすめのごはん
犬のごはんと聞いて
「カリカリ」と呼ばれる
茶色い豆粒を想像される方も
多いと思いますが、
正しくは
「ドライフード」と呼ばれる
加工食品です。
保存しやすく
食いつきも良いことから
犬のごはんとして
一般的になりましたが、
高温加熱によって
食材本来の栄養が失われ、
添加物も多く含まれることから
見直しが進んでいます。
そこで生まれたのが
素材本来の旨味や香りが楽しめ、
余計な添加物も入っていない
「フレッシュフード」と呼ばれる
新鮮なごはんです。
まとめ
老犬(シニア犬)も散歩は必要だけど、負担をかけないで
- シニア犬(老犬)も散歩は必要です
- 急に散歩嫌いになったら獣医師に相談しましょう
- 負担の少ない散歩を心がけましょう
散歩は
老犬(シニア犬)にとっても
大切なものです。
愛犬が元気であれば
愛犬のペースで
散歩してあげてください。
元気はあるけど
足腰が悪い場合は
カート(バギー)や、補助ハーネスで
サポートしてあげるという
方法もあります。
飼い主にとっても
愛犬にとっても
無理のない
楽しい散歩を心がけましょう。
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