老犬でもしつけができるの?
公開日:2021/09/08 / 最終更新日:2023/11/07
老犬(シニア犬)もしつけはできる?
老犬でもしつけは可能
元気も食欲もある
シニア期の犬ならトレーニングはできます。
しかし、トレーニングの内容、
やり方によって犬の負担になる場合もあります。
老犬のためのしつけとは
トレーニングができるとはいっても、
リードショックや
威圧的なトレーニングではなく、
脳トレなど
身体的に負担にならない
ゲームのようなトレーニングがおすすめです。
人間もそうですが、
何か役割があるだけで
高齢になっても若々しく
楽しいシニアライフを過ごせます。
脳トレをすることで
老化防止にもなり、
認知症予防にもつながります。
しつけ(トレーニング)の重要性
トレーニングは若い犬も、
シニアになった犬にもとても大切です。
特にシニア期になると、
動物病院へ通院する回数も
必然的に多くなります。
病気を嫌がる犬にとっては、
通院自体がストレスになります。
元気なうちに、
少しでも病院を
良いイメージにしてあげる
トレーニングも重要になってきます。
老犬(シニア犬)のトイレのしつけ
外でしかトイレができない犬の場合、
室内でトイレが
できるようにするトレーニング
を行いましょう。
シニアの場合、
時間はかかりますが、
元気で介護の必要がなければ
トレーニングは可能です。
- 外で排泄をしている最中に、ある一定の声掛けをする
- 声掛けを毎回、排泄中のみ聞かせる
1、2を繰り返すことで、
ある一定の声掛けで
犬自身が尿意や便意を感じて
トイレに行きたくなります。
今後、寝たきりや
トイレまで歩いて行くまで我慢できず、
失禁してしまう年齢になる前に、
マナーパンツや
マナーベルトの装着に
慣らしておくのも良いでしょう。
老犬が問題行動を起こす理由
人も犬も歳を取ると、
つい我が強くなってしまいます。
お腹がすいて我慢ができない、
お外に行きたくて吠えてしまう、
飼い主さんがいないと
不安で鳴いてしまうなど、
若いころはあった
忍耐力も歳を取ると
衰えてくるケースがあります。
老犬が吠える理由
犬の吠えは、
飼い主さんにとっては「無駄」
かもしれませんが、
犬にとっては「意味のある」行動です。
寝たきりの犬の場合、
寝返りがしたいのかもしれません。
また排泄がしたかったり、
喉が渇いているのかもしれません。
「体が痛い」「痒い」など
飼い主さんに
さすって欲しいのかもしれません。
老犬が噛む理由
中には噛みついてきたり、
唸るようになる犬もいます。
介護の必要な犬の場合、
何か身体に不調があるのかもしれません。
痛くて嫌がって噛んでしまうのかもしれません。
噛む行為にも
必ず理由があることを
忘れないであげましょう。
老犬の問題行動は病気の可能性も
問題行動だと
思っていたものも、
認知症が原因ということがあります。
吠えてしまったり、
噛んでしまう場合もあります。
徘徊や失禁も
認知症からくるものもあります。
認知症なのか、
それとも脳炎など
病気が隠れているのか、
日ごろの観察がとても重要です。
まとめ
老犬と上手に付き合おう
- 元気も食欲もある老犬ならしつけは可能です
- 外でしかトイレができない犬の場合、室内でもできるようにしましょう
- 老犬の問題行動には理由があります
家族として迎えた時から
一緒に過ごしてきた時間は
かけがえのないもの。
無理のない範囲で、
愛犬が今後も過ごしやすい
環境をつくっていきましょう。
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