犬同士の挨拶って?
公開日:2021/08/26 / 最終更新日:2023/11/07
犬同士で挨拶させる前に
犬同士を挨拶をさせる場合、
相手の飼い主さんに一声かけて
確認することがマナーです。
- 「触っていいですか?」
- 「近寄っても大丈夫ですか?」
- 「うちの犬と挨拶させてもいいですか?」
など、
必ず一声かけて
OKが出てから
挨拶させるようにしましょう。
さまざまな理由で
他の犬や人が苦手だったり、
臆病な子もいます。
犬が挨拶したがってるからと、
不用意に他の犬に近づける行為は、
トラブルの元になりかねません。
犬同士の挨拶の仕方
犬同士の挨拶は、
鼻と鼻をつきあわせて
軽くにおいを嗅ぎ、
その後に
体やお尻のにおいを嗅ぎ合います。
逆もあれば、
お尻を嗅ぎ合うだけの
パターンもあります。
散歩中に犬に会った時
リードを付けてる状態での
挨拶になるため、
犬がお尻のにおいを嗅ぎ合いながら
クルクル回ります。
リードが絡まないように
気を付けましょう。
リードが常にピンと張ってる状態
で挨拶させることは、
何かあった時に
止めやすいという点においては良いですが、
愛犬の緊張感や
興奮度を高めてしまうことも。
リードはゆるんでいる状態での挨拶が理想です。
ドッグランでの犬同士の挨拶
ドッグランでは
リードが付いてない状態での
挨拶が基本となります。
犬たちがそれぞれ自由に動けて、
逃げ場や逃げ道もあるので
散歩中よりも
自然な形での挨拶ができ、
余裕も生まれやすいです。
しかし、リードが付いてない分、
何かトラブルがあった時の
対処が遅れる可能性があります。
ドッグランに入った時から
常に愛犬がどこにいて
何をしてるかを見逃さないよう
しっかり見てましょう。
愛犬が他の犬と挨拶している時も、
何かあったらすぐに
対処できるように、
なるべく近くにいることが大切です。
挨拶が苦手な犬もいる
さまざまな事情で社会化途中だったり、
興奮しやすかったりで
挨拶が苦手な犬もいます。
他の犬を見た時点で
大興奮して吠えまくったり、
他の犬が怖くて固まってしまったり、
その場を逃げ出そうとしてしまう
ケースもあります。
そういう子を
犬慣れさせようと公園などで、
どんどんいろんな犬に会わせるのは
全くの逆効果です。
トレーナーに相談し
「なぜ挨拶が苦手なのか」
原因を見てもらった上で、
その子にあった
トレーニングをすることをオススメします。
愛犬が上手に挨拶できない場合
カーミングシグナルを確認する
挨拶ができない犬は、
他の犬を見た時や、
犬が近づいてきた時の
表情をしっかり見てあげてください。
- 緊張しているのか
- 興奮しているのか
- 恐怖を感じてるか
どんな
カーミングシグナルを出しているかを
確認しましょう。
- 「声をかける」
- 「その場から素早く離れる」
といった対処や、
どんな環境でも
落ち着かせてあげられるように
- 「アイコンタクト」
- 「おすわり」
などのトレーニングをすることで、
少しずつ挨拶もできるようになっていきます。
イエローリボンをつける
イエローリボンプロジェクトという
活動があります。
さまざまな事情で
犬や人との挨拶が苦手な犬に
黄色いリボンを付けることで
「そっとしておいてください」
という意思表示をします。
過去の経験から、
他の犬や人が苦手な子の場合、
無理に仲良くさせようとしない
ことも大切です。
犬と人の挨拶の仕方
人から犬への挨拶
人との挨拶の仕方は
「犬から人へ」というより
「人から犬へ」の挨拶の仕方が
とても大切になります。
身を低くして、
犬と目線の高さを近づけた上で、
あまり目を合わさず
手の甲をゆっくり差し出し、
犬ににおいを嗅がせて
安心させてから、
少しずつ触ってあげるように
することが理想です。
その際、犬が怖がっている様子はないか
確認しながら挨拶しましょう。
「しっぽを振る=喜んでいる」
というイメージがありますが、
警戒して興奮してる場合もあります。
「吠え」も嬉しい場合と
警戒している場合があるため、
人に怖がってるとしたら、
無理して挨拶をさせる必要はありません。
犬から人への挨拶
犬の中には、
人が好きで飛びつくことがあります。
犬の大きさや、対象者によっては
ケガをさせたり、
恐怖を感じさせてたりする
恐れもあります。
人が大好きで
よく飛びつく犬の場合、
トラブル防止のため、
しつけておくことが大切です。
まとめ
犬同士を挨拶をさせる場合、
相手の飼い主さんに
一声かけて確認しましょう
挨拶が苦手な犬もいることを
念頭に置きましょう
愛犬が上手に挨拶できない場合は
無理にさせる必要はありません
犬と人の挨拶の場合
「人から犬へ」が大切です
犬の挨拶は、
人間社会で人と共に生活していく上で、
とても大切です。
ただし、絶対にどんな相手とも
上手く挨拶しないといけないわけではありません。
飼い主さんが
愛犬の得意不得意をしっかり把握して、
人や犬と挨拶してる時の
愛犬の様子をちゃんと
見てあげることが大切です。
スポンサーリンク
「しつけ」カテゴリーの関連記事
「ドッグハーネス」カテゴリーの関連記事
「ペットシーツ」カテゴリーの関連記事
「愛犬グッズ」カテゴリーの関連記事
「犬のカーミングシグナル」カテゴリーの関連記事
「犬同士の挨拶」カテゴリーの関連記事