犬はイクラを食べちゃダメ!
公開日:2024/06/11 / 最終更新日:2024/06/11
犬にイクラを与えることをおすすめしない理由
イクラとは
鮭の魚卵のことです。
鮭の腹から出した筋子を、
一粒ずつ
バラバラに分けたもので、
私たちが口にするのは、
保存しやすいように
塩漬けや醤油漬けで
加工されたものが
ほとんどになります。
イクラを犬が食べてしまったときは
塩分やアレルギーに
注意が必要です。
塩分過多
人の場合、
塩分過多は
高血圧の原因になるため、
塩分を摂りすぎないように
気を付けている方も
多いと思います。
同じように
犬も塩分に
気を付けたほうがいいと
思う方も少なくないのですが、
人と犬では
体の作りが違います。
例えば、
「正常犬において食塩摂取量を
10倍以上変化させても
血圧は変動せず、
食塩感受性は認められなかった」
や、
「犬猫の腎臓病に伴う高血圧症では
ナトリウム制限の有効性は
明確に示されていない」という
報告もあります。
しかし、
人が食べるものを
犬に食べさせれば
塩分過多になってしまいます。
塩中毒の危険性があり、
過剰摂取による
血漿(けっしょう)
高カリウム濃度が続くと
犬の場合は
心疾患、心不全につながる
恐れがあります。
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アレルギーに注意
イクラはそもそも
鮭の魚卵になりますが、
実は鮭に
アレルギーがある犬がいます。
そのため、
鮭アレルギーがある犬には、
イクラを食べさせては
いけません。
もし犬が誤って
イクラを食べてしまい、
皮膚にかゆみが出る、
元気がなくなるなどの
症状が見られた場合は、
獣医師に
相談するようにしましょう。
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犬はイクラの親である鮭を食べても大丈夫?
犬がイクラを食べるのは
おすすめできないですが、
実はイクラには
多くの栄養素が含まれています。
例えば
網膜や神経組織の
発達に良いとされる
DHAやEPA、活性化酸素から体を守る
アスタキサンチンなどです。
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クリルオイルのEPA・DHAは吸収率が良く、
リン脂質結合型オメガ3脂肪酸のなので、
血液脳関門を通り抜けられます。
リン脂質は乳化剤(石鹸のような働き)として
オイルの吸収を促すため
体内への吸収率が良いのです。
※一般のEPA・DHAはトリグリセリド
(中性脂肪)という形で存在しています。
犬 猫 は亜麻仁油やエゴマ油など
αリノレン酸の分解酵素がなく
吸収が苦手と考えられていますが
クリルオイルは
ダイレクトにEPA・DHAを補給できるので
短期間で違いを
実感いただけることが多いようです。
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「せっかく栄養豊富なのに、
愛犬に食べさせることができないなんて……」と
残念に思う人もいるかもしれません。
そこでおすすめなのが、
イクラのお母さんである「鮭」です。
鮭には、
イクラと同じくDHAやEPA、
アスタキサンチンのほか、
皮には関節の滑りを良くする
コラーゲンなどが
豊富に含まれています。
もちろん、
犬に鮭を与える場合は、
アレルギーに注意し、
味付けされていないものを
選んでくださいね。
鮭を使った
犬用おやつもおすすめです。
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優秀なジャーキーです。
塩・添加物は一切使用しておらず、
犬のおやつとして食べることができます。
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まとめ
- イクラは塩分が多く犬に与えるのはおすすめできない
- イクラと同じくDHAやEPA、アスタキサンチンを
豊富に含む鮭は犬にもおすすめ - 塩分を多く含むイクラを
犬に与えることはやめておきましょう。
とはいえ
犬が少量のイクラを
誤って食べてしまったからといって、
すぐに大きな症状が
出る可能性は少ないです。
そのため、
犬がイクラを食べたあとは
慌てずにしばらく様子を見て、
何か気になる症状が出たら
動物病院に相談してください。
また
イクラに含まれる
栄養や成分と同様のものを望むなら、
鮭に置きかえて
与えてあげましょう。
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