犬の胃腸炎!原因や症状、予防法って?
公開日:2024/08/07 / 最終更新日:2024/08/07
犬の胃腸炎の症状
- 元気減退
- 食欲不振
- 腹痛
- 軟便・下痢
- 排便回数の増加
- 血便
- 流涎(よだれが垂れる)
- えずき
- 嘔吐(未消化物/透明~黄色液体)
- 吐血
お腹を痛がっているかどうかは
本人でないと
わからないと思いますが、
犬の場合は
抱っこや
お腹の周辺を触られるのを嫌う行動で
分かることが多いです。
上記の症状は
多くの病態に当てはまります。
そのため、
すべて該当するからといって
「胃腸炎」と決めつけず、
可能性の一つとして
動物病院で診てもらいましょう。
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犬の胃腸炎の原因
- 感染(ウイルス・細菌・真菌・寄生虫)
- 誤飲・誤食
- 自己免疫のトラブル
- 薬物・毒物への暴露、変敗した食品
- 体質(食物不耐性・食事の急な変化)
- 遺伝的素因
- ストレス(環境因子・心因性)
- 加齢
- 原因不明(非特異性炎症疾患)
薬物・毒物への
暴露として考えられるのは
- 「ヒトの薬」
- 「殺虫剤」
- 「農薬」
- 「家庭内の洗剤」
- 「消毒薬」
- 「タバコ」
- 「観葉植物」
- 「ネギ類」
- 「チョコレート」
- 「ブドウ」
- 「キシリトール」
- 「ボタン電池」
など他多数挙げられます。
人にとって
「毒」ではないものも、
犬にとって
「毒」になり得るものもありますので
注意が必要です。
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その他、
開封から時間が経って
酸化した食品や、
高温多湿で保存していて
腐敗したものや
カビが生えたものは
与えないようにしましょう。
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犬の胃腸炎の治療法
主な治療法は
現在出ている症状に対する
対症療法が基本です。
状況によっては
- 「皮下点滴や注射」
- 「内用薬の服用」
- 「獣医師の指示のもと体質や
病態に合わせた食餌療法」
をおすすめします。
場合によっては
さらなる検査
(内視鏡検査、組織検査)や
入院が必要になり、
まれに
外科的なケアが必要な場合もあります。
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犬の胃腸炎の予防法
- 定期的なワクチンの接種
- 誤飲や誤食を回避
- 体質に合う食事の選択
- 適度な運動と休息
- ストレス源の排除
- 暑熱対策
- サプリメントの活用
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夏季は
暑熱ストレスによって、
胃腸障害が出る場合もあるために
暑さ対策が必要になります。
ご飯がいたんで
食中毒様症状を呈することもあるので、
食べ残したものは
時間を決めてさげてください。
サプリメントは
- 「免疫増強作用」
- 「抗酸化作用」
- 「整腸作用」
のあるものを活用することで
予防の一助になることでしょう。
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まとめ
犬の胃腸炎は予防が大切!
- 胃腸炎は消化管で炎症を起こし、嘔吐や下痢、
血便などの症状を呈します - 胃腸炎の原因はさまざま考えられます
- 一般的な治療法は対症療法です
- 誤飲・暑さ対策、適度な運動と休息などで予防しましょう
食欲不振や嘔吐、軟便、下痢などは
日常的に遭遇しやすい症状だと思います。
半日~1日ほどは、
食事の内容を加減したり、
絶食したり、
適切な環境で
ゆっくり休息を取らせたりして
様子を見ても問題ありません。
しかし、
なかには
医療的ケアが必要なものが
潜んでいる可能性があります。
症状が長引いたり、
繰り返したりする場合は、
動物病院に連れて行きましょう。
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