犬の肺動脈狭窄症!症状や原因、予防法って?
公開日:2024/11/08 / 最終更新日:2024/11/08
犬の肺動脈狭窄症の基礎知識
先天性心疾患であり、
心室流出路障害を起こす
疾患の一つです。
発生頻度は
高い疾患でもあります。
分類としては弁性、
弁上部、弁下部に分類され、
弁性狭窄が
一番多いとされています。
通常血液は
右心室から肺へ
何の問題もなく血液が流れます。
しかし、
血液の通り道であるどこかに
狭窄部分があると、
血液の流れは
著しく悪くなり
心臓へ負担が生じる疾患です。
かかりやすい犬種
先天性心疾患の中で
20.8%の頻度で発生しています。
- ビーグル
- キースホンド
- イングリッシュブルドック
- スコティッシュテリア
- サモエド
- ミニチュアシュナウザー
- ウェストハイランドホワイトテリア
- チャウチャウ
- フォックステリア
- コッカースパニエル
- マスティフ
日本では
トイプードル、チワワ、ダックスフンドなどの
小型犬にも
発生しています。
かかりやすい年代
- 先天性
症状
- 軽度は無症状
- 重度になると、発育不良、失神、
運動不耐性、チアノーゼ、腹水
原因
- 先天性
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検査・診断
- 身体検査による聴診で心雑音が聞こえる
- 心臓超音波検査により、確定診断
- レントゲン検査
- 血液検査による心臓バイオマーカー
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治療
- ACE阻害薬、β遮断薬、スピロノラクトンなどの内科療法
- インターベンション治療によるバルーン拡張
- 外科手術による右室流出路拡張術
など
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予後
- 軽度であれば良好
- 重度の場合、治療に応じ異なる
予防
- 早期発見早期治療が望まれる
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