犬の皮膚病!症状や治し方って?
公開日:2024/10/09 / 最終更新日:2024/10/09
犬の皮膚病の種類
犬の皮膚病は真菌(カビ)や
ダニ、アレルギーなどが原因で
起こります。
代表的な病気と
その症状と
治療法についてまとめました。
ご覧ください。
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症状ごとに考えられる犬の皮膚病
皮膚病では
皮膚の赤みや
湿疹などの症状が見られますが、
病気ごとに
痒みの有無や
脱毛の有無などが
異なります。
目安として
症状ごとに考えられる
病気を紹介します。
皮膚に赤みがある場合に考えられる皮膚病
皮膚が赤くなる原因として、
細菌や真菌などの感染症、
アトピーや食事、
ノミなどのアレルギー症状、
腫瘍やストレス、
免疫疾患などが考えられます。
- 感染症(細菌、真菌、寄生虫)
- アレルギー(食物、アトピー、ノミ)
- 心因性(ストレス)
- 内出血
- 貧血
- 腫瘍
- 免疫疾患(天疱瘡)
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痒みがある場合に考えられる皮膚病
痒みがある場合に
考えられる原因として
以下の原因が考えられます。
痒みは
犬のストレスになり、
自分で掻いたり
舐めたりしてしまうことで
二次感染を引き起こします。
原因を特定して痒みを
適切にコントロールしていくことが
重要になりますので、
できるだけ早く病院に行き、
獣医師と治療計画を
相談するようにしてください。
- 膿皮症
- マラセチア皮膚炎
- ノミアレルギー性皮膚炎
- ニキビダニ(毛包虫)症
- 疥癬
- アトピー性皮膚炎
- 食物アレルギー
- 皮膚の腫瘍(皮膚リンパ腫)
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湿疹がある場合に考えられる皮膚病
湿疹(しっしん)は、
皮膚にできる発疹(ほっしん)のうち
痒みやヒリヒリ感を伴う
炎症のことです。
湿疹がある場合に
考えられる原因として
以下の原因が挙げられます。
- 膿皮症
- アトピー性皮膚炎
- 細菌以外の感染症(ウイルス、真菌)
- 寄生虫感染(ノミ、ダニ)
- 食事性アレルギー
- 接触性アレルギー性皮膚炎
(シャンプー剤や薬剤などの化学物質、
植物や花粉、プラスチックなど)
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毛が抜ける場合に考えられる皮膚病
犬の毛は
換毛期になれば抜けますが、
局所的に抜ける場合は
病気の可能性があります。
考えられる原因として
以下の原因が挙げられます。
- 膿皮症
- 感染症(皮膚糸状菌症、疥癬、ノミなど)
- ホルモン異常(クッシング症候群、甲状腺機能低下症など)
- アレルギー(食事、アトピー)
- ニキビダニ症
- ストレス
- アロペシアX
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指間炎で考えられる皮膚病
指間炎(指間皮膚炎)は、
犬の指や肉球の間に
炎症が起き、
赤くなったり
腫れたりする病気です。
悪化すると
血や膿が溜まって
コブ状になる場合もあります。
考えられる原因として
以下の原因が挙げられます。
- 感染症(真菌、細菌)
- アレルギー(食事、アトピー)
- 外傷
- 免疫性疾患
- 歩き方
- 心因性
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脂漏症で考えられる皮膚病
犬の脂漏症は
脂漏性皮膚炎とも呼ばれ、
皮膚が乾燥したり
脂っぽくなったりして
激しいかゆみや皮膚の赤み、
ベタつき、赤み、フケ、
体臭、かさぶた、脱毛、
発疹などが
生じた状態のことです。
考えられる原因として
以下の原因が挙げられます。
- 感染症(マラセチア、皮膚糸状菌症、細菌、寄生虫など)
- ホルモン異常(クッシング症候群、甲状腺機能低下症など)
- アレルギー(食事、アトピー)
- 自己免疫疾患(天疱瘡、毛皮脂腺炎、エリテマトーデス)
- 栄養不足(ビタミンA、亜鉛)
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犬の皮膚病は人にうつる?
犬の皮膚糸状菌症や疥癬は、
人にうつる人獣共通感染症として
代表的です。
皮膚糸状菌症は
人では水虫と診断されます。
疥癬(イヌヒゼンダニ)も
人にうつる可能性があり、
一時的に
痒みが起こります。
一方、
マラセチアやニキビダニは
犬と人で
原因となる種類が異なるため、
通常はうつりません。
ただし、
通常は
犬から人にうつらない病気でも
免疫力が下がっている人には
うつる可能性があり、
実際にマ
ラセチアやニキビダニは
人にうつった事例が
非常にまれなケースとして
報告されています。
皮膚病に限らず、
犬から人にうつる病気は
少なくありません。
お互いに健康なときでも
キスをするなど
不衛生な接触は避けましょう。
犬が皮膚病になっている場合や、
人の免疫力が下がっている場合は、
こまめに
手指の消毒を行うことで
感染リスクを
下げることができます。
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まとめ
- 皮膚病はカビやダニ、アレルギーなどで起こる
- 痒みや皮膚の赤み、湿疹など似た症状が多い
- 基礎疾患が要因になっていることが多い
- 皮膚や被毛の衛生環境を保つことが重要
犬の皮膚病は
動物病院でも
よく見る病気です。
特に痒みは
犬にとってストレスとなり、
自傷することで
二次感染につながってしまいます。
なかなか治らないことも
少なくありませんので、
早めに
ご相談いただき
獣医師と適切な治療計画を
立てていくことが大切です
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