犬の死因で一番多い疾患って?
公開日:2024/04/10 / 最終更新日:2024/04/10
犬の死因で多い疾患
- 腫瘍
- 循環器
- 泌尿器
1位 腫瘍
損害保険会社が2017年に発刊した
「家庭どうぶつ白書」によると、
犬の死因で
最も多い疾患は
「腫瘍」でした。
年齢によって
死因となる疾患に
バラツキはありますが、
どの年齢でも共通して
腫瘍の数値は高いといえます。
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2位 循環器
10歳以上になると、
循環器が死因となる割合が
ひときわ増えます。
循環器の疾患とは主に
心疾患を指し、
心臓が正常な動きをせずに
全身に悪影響を与える
病態をいいます。
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3位 泌尿器
泌尿器疾患は
5歳以降に目立ちます。
泌尿器疾患とは主に
腎臓病を指します。
腎臓病は、
徐々に腎臓の機能が低下していき、
初期では
分かりやすい症状がないため、
飼い主さんが
気づきにくい病気です。
定期的な健康診断で
早期発見・早期治療を行うことが
重要になります。
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犬の死亡割合の年齢推移
年齢で見ると、
7、8歳以降に徐々に
死亡割合は高くなり、
10歳以降になると急激に高くなります。
シニア期に入ったら、
特に定期的な
健康診断や
愛犬の小さな変化にも
すぐ対応することで、
早期発見・早期治療を
心がけましょう。
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犬の突然死の場合に考えられる原因
お留守番中の熱中症
近年
ペットの熱中症による
死亡率が上がっています。
- 「少しの間だからと車内で待たせても大丈夫だと思った」
- 「冷房をつけたから安心」
- 「夏場でも昼間にお散歩をする」
など
人間と同じ感覚でいると
熱中症になる恐れがあります。
夏場のお留守番で、
特に気を付けたいことは
「エアコンを付けたから大丈夫」
と思わないことです。
エアコンの故障や
突然の停電など、
機械はいつ止まってしまうか
わかりません。
エアコンだけでなく、
窓も開けておいたり、
別の部屋に
移動することができたりするなど、
暑さ対策には
念には念を入れましょう。
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誤飲事故
拾い食いの癖がつくと
危険なのが誤飲事故です。
飼い主さんが
誤飲したことに
気づけなかった場合、
処置対応が遅れることになります。
日頃から、
拾い食いをさせないための
工夫としつけが大切です。
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フィラリア症
循環器疾患の1つの
フィラリア症。
予防できる感染症ですが、
フィラリアが原因で
死に至るケースは
少なくありません。
「蚊がもういないから」と
自己判断で
フィラリアの投薬を
止めることなく、
かかりつけの獣医師の指示のもと、
予防を行いましょう。
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まとめ
- 犬の死因で多い疾患は「腫瘍」「循環器」「泌尿器」です
- 7、8歳以降に徐々に死亡割合は高くなります
- 突然死も考えられるため、念には念を入れた予防をしましょう
愛犬と少しでも長く
楽しい時間を過ごすためには、
人間同様に
日々の食事や運動、
定期的な健康診断が大切です。
ペットたちは
体の不調を
言葉で伝えることができません。
飼い主さんが
いち早く
愛犬の異変に気付いてあげましょう。
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