犬の心タンポナーデ!症状や原因、予防法って?
公開日:2024/11/15 / 最終更新日:2024/11/15
犬の心タンポナーデの基礎知識
心臓の周りは
心膜という膜があり、
心臓が動いたりしないように
守られています。
その心臓と膜の間の
心膜腔に
液体が貯留し、
心膜腔の圧が上昇し、
右心系の圧を超えた場合、
すなわち
心臓への負担がかかった場合を
心タンポナーデといいます。
かかりやすい犬種
- 全ての犬種
かかりやすい年代
- 成年期からシニア期
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症状
- 失神
- 虚脱
- 呼吸困難
- 肝臓腫大
- 腹水
- 胸水
- 頸静脈の怒張
- 突然死
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原因
- 原因不明
- 心房破裂
- 腫瘍からの出血
- 外傷性冠血管裂傷
検査・診断
- レントゲン検査による心拡大
- 心臓超音波検査による確定診断
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治療
- 心膜穿刺術により液体を抜く
- しかし、心房破裂の場合は心臓疾患治療
- 腫瘍の場合は抗がん剤
など
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予後
- 原因により様々
- 原因不明の場合は比較的良い。
しかし再発を繰り返す場合は外科手術 - 心房破裂は心臓疾患の治療によるが基本的には悪い
- 心臓腫瘍は悪い
- 冠血管も悪い
予防
- 早期発見により
心タンポナーデにならないようにする
必要がある
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