犬の呼吸が早い!息が荒い!原因って?
公開日:2024/06/13 / 最終更新日:2024/06/13
犬の呼吸が早い・息が荒い基準は?
呼吸の変化に
気付くためには、
健康な状態の愛犬の
呼吸状態・呼吸数を知る必要があります。
正常な回数が分からなければ
異常かどうかも
判断できないからです。
まずは
愛犬の呼吸数を調べてみましょう。
呼吸数計測のタイミング
安静時もしくは
睡眠時の呼吸を計測しましょう。
呼吸数計測方法
15秒あたりの呼吸数を数える
(胸の動きを見てカウント)。
15秒あたりの呼吸数を
4倍することで、
1分間当たりの呼吸数を計算する。
愛犬の正常時の
呼吸数がわかったら、
どこかに控えておきましょう。
実際に
「呼吸が早い」と思ったときの
目安になります。
正常時の呼吸数よりも
呼吸数が多かった場合は、
異常な数値ということになりますので、
早め病院へ行きましょう。
犬の呼吸が早い・息が荒い場合の原因
犬種の特性
パグやフレンチブルドッグなどの
短頭種、中~大型犬は
興奮しやすいため、
すぐに
呼吸数が増加したり、
開口呼吸をしたりする傾向があり、
異常ではないケースがあります。
遊ばせた後などの場合は、
一旦様子を見て、
長期的に
呼吸が早い状態が
続くのであれば、
動物病院に連れて行きましょう。
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呼吸器の異常
呼吸器に異常がある場合に
呼吸が早くなることがあります。
原因として
- 「ウイルス」
- 「細菌」
- 「真菌」
- 「寄生虫などの感染症」
- 「アレルギー」
- 「異物」
- 「腫瘍」
などが考えられます。
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熱中症
初期症状として、
呼吸が早くなり、
よだれを流します。
その後、
ぐったりと横たわり
動けなくなったり、
嘔吐などの
消化器症状を引き起こしたりし、
最悪の場合、
命を落とします。
散歩の時間帯や、
部屋の温度・湿度に注意すれば
防げる病気です。
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傷みがある
ケガや外傷による痛み、
膵炎や下痢などによる
腹部の痛み、
脊椎や関節の痛みなど、
どこかに痛みがある場合に
呼吸が早くなることがあります。
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血液など体液の異常
酸素は血液により運ばれます。
その血液が少なくなる
貧血や脱水を引き起こすことで、
呼吸が速くなることがあります。
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異物誤飲
異物を誤飲し、
喉や呼吸器が圧迫され
て呼吸が早くなっている
可能性があります。
さっきまで遊んでいた
おもちゃがなくなっていないか、
置いてあったものが
なくなっていないかなど、
身の回りのものを確認しましょう。
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犬の呼吸が早い・息が荒い場合の応急処置
舌の色を見る
舌の色が変わってないか
注意して見るようにしてください。
普段は
ピンク色をしているはずが、
呼吸困難になると
紫色になることがあります。
また、
貧血を起こしていると
舌や粘膜の色が白くなります。
いずれの場合でも、
舌の色が変わることは
重症ですので、
すぐに
動物病院へ連れて行きましょう。
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口の中を確認
口を開けて、
詰まっているものがあれば
取り除きましょう。
目に見える所に
異常がなければ
水分を摂らせてみましょう。
異物などであれば
改善する場合もあります。
熱中症の場合は水分を摂らせる
呼吸が速いのほかに、
愛犬の体が熱い場合は
熱中症の可能性があります。
その場合は
水分をしっかり摂らせ、
通気性のいい
涼しい場所に移しましょう。
そして、
なるべく体を冷やすことが
必要です。
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痛みの場合はすぐ病院へ
どの部位が痛いのか
触ってわかる場合と
わからない場合がありますが、
愛犬の体を触ってみて、
触られることを嫌がる部位はないか
確認しましょう。
痛みに関しては
重篤なことが多いため、
早急に
受診することをおすすめします。
まとめ
犬の呼吸が速いかどうか正しいチェックが大切!
- 愛犬の正常時の呼吸数を知っておきましょう
- 呼吸が早くなりやすい犬種がある
- 愛犬の呼吸が異常に感じたら病院へ
運動後でもないときに
愛犬の呼吸が早くなり、
苦しそうに見えたら
まず病気を疑いましょう。
早期発見・早期治療が、
早期回復につながる
可能性が高まります。
呼吸以外でも
愛犬の「正常な状態」を
知っておくことは重要です。
普段から愛犬の
小さな変化に気づけるよう
スキンシップをとりましょう。
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