犬の体重の量り方!子犬から大型犬まで!
公開日:2024/11/17 / 最終更新日:2024/11/17
犬の体重の量り方
体重計は
人間用のものを利用しても
問題ありませんが、
人間用は一般的に
100g単位で測定されます。
5kg以下の子犬や
小型犬では
細かい変化がわからないため、
10g単位で量れる
ペット用の体重計が
お薦めです。
人間用の
体重計を利用する場合は、
以下の手順で
量ってください。
子犬や小型犬、
大型犬の量り方は
後述します。
- 飼い主さんの体重を量る。
- 愛犬を抱っこしながら体重を量る。
- 2から1を引き算する。
抱っこして増えた分が、
愛犬の体重です。
犬の体重を量る際の注意点
愛犬の体重を量る際は、
以下の5点に注意してください。
- 量れる最小単位に注意
- 定期的に量る
- BCSと併用する
- 同じ時間帯に同じ体重計で量る
- 急な変化があれば病院へ
1、量れる最小単位に注意
前述の通り、
5kg以下の子犬や
小型犬では
細かい変化がわからないため、
10g単位で量れる
ペット用の体重計がお薦めです。
人間用を使うなら
50g単位で量れるものを
選ぶといいでしょう。
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2、定期的に量る
体重はこまめに量り、
記録して
推移を見ることで緩やかな、
もしくは
急な増減に気づくことができます。
少なくとも
1カ月に1回、
子犬の場合は
2週間に1回は
量るようにしてください。
ワンちゃんのストレスにならない限り、
回数が多くなることに
問題はありません。
3、BCSと併用する
体型を見て
太っているか痩せているかを判断する
「BCS」(ボディコンディションスコア)を
併用することで、
適正体重がわかるようになります。
理想体型である
BCS3の時の体重が
適正体重です。
4、空腹時で同じ時間帯に同じ体重計で量る
食前は
朝か夜か、
時間帯によっても変わるため
同じ時間に計測が望ましいです。
動物病院の体重計と
家庭用の体重計でも
誤差が出る場合があります。
同じ体重計で量ることで、
より正確な
計測ができるようになります。
5、急な変化があれば病院へ
体重は
健康のバロメーターです。
緩やかに増えれば
肥満の可能性がありますし、
減っていくのも
問題です。
定期的に量ることで、
適正体重を
維持できるようにしましょう。
急に体重が
増えたり減ったりする場合は
病気の可能性があります。
うんちの状態や
おしっこの回数、食欲、
散歩に行きたがらないなど、
いつもと違う様子がないか
確認してください。
気になることがある場合は、
早めに
動物病院へ
相談するようにしてください。
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犬の体重測定でわかること
定期的に
愛犬の体重を量ることで、
以下のことが
わかるようになります。
- 適正な体重
- 適正な食事量
- 病気の兆候
1、適正な体重
前述の通り、
「BCS」(ボディコンディションスコア)を
併用することで
適正体重がわかるようになります。
理想体型である
BCS3の時の体重が適正体重です。
BCSや適正体重は
成長に応じて変化しますので、
定期的に
確認するようにしましょう。
2、適正な食事量
体が必要とする食事量や
それに伴う食欲は
運動量や体質によって
犬ごとに異なりますし、
季節によっても変化します。
飼い主さんが
「あまり食べてない」と思っても、
必要な栄養は
十分に摂れているかもしれません。
適正な食事量を
客観的に教えてくれるのが
「体重」と「BCS」です。
BCSで理想体型を知り、
その時の体重(適正体重)を
維持できる食事量が
適正な食事量です。
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3、病気の兆候
体重が
緩やかに増減する場合、
病気の可能性もありますが、
食事量が多すぎ、
もしくは
少なすぎかもしれません。
肥満も痩せすぎも
体に良くありません。
命に関わる病気になる前に、
食事量や
運動量を見直して
適正体重を維持できるようにしましょう。
体重が急激に増減する場合、
病気の可能性があります。
早めに動物病院へ
行くようにしてください。
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子犬や小型犬の体重の量り方
子犬や小型犬は
体重が軽いため、
人間が使う
100g単位の体重計では
正しく
変化を知ることができません。
例えば
60kgの人が
100g増減しても
誤差のうちですが、
2kgの犬が
100g増減した場合、
単純計算で
60kgの人が3kg増減するような
変化になるからです。
10g単位で
ペットも量れる
体重計を用意するといいでしょう。
おとなしい子であれば
乗せるだけで量れますが、
動いてうまく量れない場合は、
キャリーバッグの中に入れて量り、
バッグの重さを引くと
簡単に量れます。
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大型犬の体重の量り方
人間用の体重計に
乗せるのが難しい大型犬の場合は、
横長の体重計を用意しましょう。
動いてしまう場合は
バッグやクレートに入れて量り、
それらの重さを引くと
簡単に量れます。
犬の体重と
クレートの重さの合計が
体重計が量れる上限値を超えないよう
注意してください。
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まとめ
- 体重は定期的に量ることが大切
- BCSと併用して適正体重・食事量を知る
- 急な増減がある場合は動物病院へ
体重は
犬の健康状態を知る
大切な情報です。
動物病院に行ったときだけでなく、
ご家庭でも
定期的に量ることで
病気の早期発見につながります。
BCSと併用することで
適正体重や
適正な食事量を
知ることもできます。
正確な変化を知るためにも、
犬のサイズに合った
体重計を選ぶようにしましょう。
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