犬に豆腐を与えても大丈夫!
公開日:2024/10/30 / 最終更新日:2024/10/30
犬が食べて大丈夫な豆腐の栄養成分
豆腐は
タンパク質やカルシウム、
ビタミンB1を多く含み、
犬が食べても大丈夫な食材です。
※各100g当たり
イソフラボン
豆腐の原料である
大豆には
イソフラボンが含まれており
、抗酸化作用があります。
これは
体内の活性酸素を除去する
効果が期待できます。
植物性たんぱく質
たんぱく質は、
筋肉や血液、皮膚、被毛など、
体を作るために必要な
栄養素です。
また、
体の調子を
整えてくれる作用もあります。
オリゴ糖
オリゴ糖は、
ビフィズス菌をはじめとする
腸内の善玉菌の
栄養分になります。
善玉菌は、
排泄をスムーズにしたり、
発がん性物質の発生を誘因する
悪玉菌の活動を
抑えたりする働きがあります。
カルシウム
別名
「天然の精神安定剤」とも呼ばれている
カルシウムは、
骨や歯を丈夫にするだけではなく、
神経や筋肉の活動が
円滑に進むように
サポートする役割があります。
犬が豆腐を食べる際に注意したい栄養成分
カルシウムや脂質以外にも、
体に良い栄養素でありながら
摂り過ぎに注意したい
栄養素があります。
リノール酸
豆腐の脂質に含まれている
リノール酸は、
血中の
悪玉コレステロールを減らす働きがあり、
高血圧の予防に効果的です。
ただし
過剰に摂取してしまうと、
善玉コレステロールも
減らしてしまいます。
フィチン酸
フィチン酸は
デトックス作用が強いため、
適度に摂取すれば
プラスの効果が得られます。
しかし
過剰に摂取してしまうと、
5大栄養素の1つである
ミネラルの排出も促してしまいます。
サポニン
大豆に含まれている
サポニンには
抗酸化作用があり、
老化や免疫力の低下を
防ぐ働きがあります。
しかし、
胃の弱い犬が
過剰に摂取すると、
下痢や腸の炎症を起こしてしまう
可能性があります。
犬に豆腐を与える際の注意点
1、大豆アレルギー
食物アレルギーには、
生まれつきの体質による
先天性アレルギーと、
長い期間
同じ食材を食べることで発症する
後天性アレルギーがあります。
初めて食べる食材を与える際は
少量から
スタートさせてあげましょう。ア
レルギーには
以下の症状になる
可能性が挙げられます。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚の痒み
- 元気がない
- 目の充血
上記のような症状があれば、
すぐに
かかりつけの獣医師に
相談しましょう。
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一方で、
アレルギーテストで陽性が出たから
食べられないと思う
飼い主さんも多いですが、
それは間違いです。
症状が出ていなければ
食べさせても問題ありませんので、
特定の食材を食べさせて
アレルギー反応が出るか
確認してみてください。
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2、腎不全
製品ごとに
若干の差はありますが、
豆腐には
カルシウムが
豊富に含まれています。
100gあたりの
カルシウム含有量は、
木綿豆腐が120mg、
絹ごし豆腐が43mg程度です。
カルシウムは、
歯や骨を作るために
必要不可欠な栄養素ですが、
カルシウムをはじめ
各種ミネラル、
シュウ酸が多い食品などを食べ過ぎると、
それが結晶化し、
腎臓、尿管、尿道の中に
結石ができてしまう
可能性があります。
結石が
尿管や尿道に詰まってしまうと、
排尿ができないために
腎臓機能が停止してしまい、
最終的に
腎不全になってしまいます。
ただし、
与え過ぎなければ
問題ありません。
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3、肥満
豆腐の原料である大豆には、
脂質が多く
含まれています。
脂質が多いということは
カロリーも
高いということ。
そのため、
与え過ぎると
カロリーオーバーとなり、
肥満につながってしまいます。
前提として、
犬は
総合栄養食のごはんを食べていれば、
それ以外は
与える必要はありません。
おやつとして与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
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犬は豆乳を飲んでも大丈夫?
犬は
豆乳を飲んでも大丈夫です。
ただし
与える際には、
砂糖や塩、
乳化剤等が入っていない、
成分無調整の
豆乳を選ぶようにしましょう。
豆乳には、
利尿作用の高い
カリウムが
豊富に含まれています。
そのため、
飲みすぎてしまうと
頻尿や下痢になってしまう
可能性もあります。
豆乳を与える際は
少量にするか、
豆乳で作られた
犬用のおやつにすると安心です。
まとめ
- 豆腐を初めて与える際は、アレルギーに注意
- 栄養価が高い食品だが、与え過ぎに気をつける
- 豆腐や豆乳で作られた犬用おやつもオススメ
犬に豆腐を与える際は、
お腹の冷えを防ぐために、
人肌程度に温めたものを
与えるようにしてくださいね。
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