犬に納豆!効果的な与え方は?
公開日:2021/07/27 / 最終更新日:2023/05/30
犬は納豆を食べても大丈夫
納豆はタンパク質やカリウム、
カルシウム、ビタミンB2、食物繊維などを含み、
犬が食べても大丈夫な食材です。
骨を丈夫にするグルタミン酸も多く含みます。
ビタミンB2は皮膚や粘膜を整えるだけでなく、
発育を促すことから
「発育ビタミン」と呼ばれています。
納豆(ひきわり)
エネルギー 185kcal
タンパク質 16.6g
カリウム 700mg
カルシウム 59mg
グルタミン酸 3600mg
ビタミンB2 0.36mg
食物繊維 5.9g
小松菜
エネルギー 14kcal
タンパク質 1.6g
カリウム 140mg
カルシウム 150mg
グルタミン酸 260mg
ビタミンB2 0.06mg
食物繊維 2.4g
バナナ
エネルギー 93kcal
タンパク質 1.1g
カリウム 360mg
カルシウム 6mg
グルタミン酸 120mg
ビタミンB2 0.04mg
食物繊維 1.1g
昆布
エネルギー 119kcal
タンパク質 5.4g
カリウム 8200mg
カルシウム 940mg
グルタミン酸 1100mg
ビタミンB2 0.33mg
食物繊維 39.1g
※各100g当たり
大豆を発酵する際に生成される
ナットウキナーゼには
血栓の溶解作用があり、
ポリフェノールの一種「大豆サポニン」は
優れた抗酸化作用を持ちます。
食物繊維も多く、便秘の子にオススメです。
犬に納豆を食べさせるときの方法は?
トッピングがオススメ
納豆は普段のごはんに
トッピングしてあげると
食欲を促進することができます。
「粒状」「ひきわり」どちらの納豆でも
犬に与えて問題ありませんが、
犬は納豆を丸飲みしますので
小粒やひきわり納豆が
消化に良くオススメです。
与える量
納豆を総合栄養食に
トッピングしたり、
おやつとして与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
ひきわり納豆の場合は
100gで194kcalのため、
10kcalだと5g与えていいことになります。
犬に納豆を食べさせるときの注意点
犬に納豆を食べさせるときは、
以下の点に注意してください。
- 大豆アレルギー
- 食べ過ぎ
- 付属のタレ
大豆アレルギーに注意
納豆は大豆からできていますので、
大豆アレルギーの犬に納豆を食べさせてはいけません。
納豆に限った話ではありませんが、
初めて食べさせる際は、
少量を与えて様子をみてからにしましょう。
アレルギー症状の中には
下痢なども含まれていますが、
必ずしもアレルギーが原因ではない
場合もあります。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚の痒み
- 元気がなくなる
- 目の充血
もし、納豆を食べて体調を崩した場合は、
早めに動物病院に連絡をしてください。
その際に、「いつ・どの程度」食べたかを
きちんと説明するようにしましょう。
食べ過ぎに注意
納豆に含まれる栄養は本来、
体に良いもののはずですが、
過剰摂取すると
体に悪影響を及ぼしてしまう成分もあります。
嘔吐や体重減少、
気力低下などにつながる可能性もありますので、
過度に与えず
バランスの良い食事を心がけましょう。
付属のタレは使わない
人向けの納豆には
タレやからしが付属している場合が多いですが、
これらの調味料は
犬にとって塩分過多になり、
健康を害する恐れがあります。
飼い主さんの声
Yさん
納豆は大好きです。
どんなに遊び疲れて寝ていても、
パキパキっ!
と納豆パックを開ける音が聞こえると、
足元へやってきて、
おすそ分けを催促します。
混ぜる前のものを2、3粒あげると、
ヒゲに納豆の糸が絡まっても気にすることなく、
食感を楽しみながら、
よく噛んで食べています。
おやつもワンちゃん用のフリーズドライ納豆にしました(笑)
Mさん
体に良く、
腸内環境と整えてくれると聞き、
あげてみたら喜んで食べてくれたので、
あげるようになりました!
約5~10g程度を、何も混ぜず
そのままおやつ感覚であげています。
小粒をあげたのですが、噛まずに丸呑みでした。
できればひきわり納豆をあげたほうが、
消化・吸収には良いそうです。
Oさん
うちでは大さじ1くらいの量をあげています。
そのままあげたほうが良いのかもしれませんが、
顔周りがネバネバして
汚れてしまうので、
ドライタイプにしたり、
茹でてフードと混ぜたりしています。
大豆アレルギーではないかどうか
確認してから与えることをオススメします!
まとめ
- 粒状よりひきわり納豆のほうが消化に良い
- 付属のタレやからしを混ぜるのはNG
- 小型犬は1/4パック、中大型犬は1/2パックほどが1日あたりの目安量
- 過剰摂取は体調不良を引き起こす原因に
発酵食品を好む犬は多いので、
季節の変わり目など、
体調を崩しがちな時にあげると
食欲を促進ることができます。
アレルギーや与え過ぎには注意して、
愛犬との食生活を楽しんでください。
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