犬に危険なユリ科の植物!中毒症状や対処法って?
公開日:2024/06/07 / 最終更新日:2024/06/07
犬がユリを口にした場合の危険性
犬がユリを口にした場合、
主に「嘔吐」や「食欲不振」
「沈うつ」「腎不全」が生じ、
他に
「発作」「多飲多尿」などが生じます。
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通常は
2~6時間で症状が出現し、
腎不全は
3日以内に起こす可能性があります。
猫に比べれば
犬の緊急性は低いとされていますが、
犬にとっても
危険な植物であるには
変わりはありません。
ユリを食べた時の対処法
病院に行く前に
的確な診断のためには、
飼い主が
正しく説明する必要があります。
可能な限り、
ユリの種類の特定と
摂取経路を
明らかにしておきましょう。
その上で、
動物病院へ連絡し、
食べ残したものを
もって行きましょう。
また、
致死摂取量は
体重や状態によって変わるため、
少しでも食べた場合は
念のため
動物病院に電話することを
推奨しています。
動物病院での主な治療法
解毒剤となる
特効薬はありません。
一般的に、
すぐに催吐処置をするか、
胃洗浄し、
毒素を吸着することを目的とした
活性炭を
投与しなければいけません。
そして、
腎不全により
命の危険性もあるため、
積極的に静脈内輸液をし、
腎機能のモニター(血液検査)を
3日間くらいは
行う必要があります。
その他、
症状に応じた
対症療法となります。
飼い主さんが
無理に吐かせようとすると
重症化する恐れがありますので、
必ず
獣医師の指示に従ってください。
腎不全の症状が出てしまうと
死亡率が
高くなります。
もっとも大事なことは、
早期に対処することです。
まとめ
- ユリは犬にとって危険な植物
- 腎不全の症状が出ると致死率が高くなります
- ユリを口にした場合はすぐに動物病院へ
ユリは観賞用としても
販売されていますが、
公園などにも
自生している植物です。
身近な植物ですが、
散歩中に愛犬が
決して口にすることのないよう、
注意しましょう。
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