犬にヤギミルクを与えても大丈夫!
公開日:2024/11/15 / 最終更新日:2024/11/15
犬はヤギミルクを飲んでも大丈夫!
ヤギミルクは
犬が飲んでも下痢になりにくく、
栄養価も高いため、
牛乳の代替として人気です。
嗜好性も高いため、
水分補給が必要な犬や
食欲がない犬
シニア犬(老犬)にもおすすめです。
まれに
アレルギーを起こすこともありますので、
初めて与える際は
少量にして
嘔吐や下痢が起きないか
確認しましょう。
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犬がヤギミルクを飲む効果
ヤギミルクには
タンパク質やカルシウム、
アミノ酸など
たくさんの栄養が含まれています。
特徴
カリウム
過剰な塩分を排出して
ナトリウムとのバランスを保ち、
血圧を安定させる効果があります。
腎臓が弱っている場合は
過剰になり結石のリスクや、
心臓にダメージを与えてしまいます。
摂取量に注意が必要です。
カルシウム
カルシウムは
骨や歯の材料になるだけでなく、
神経の情報伝達にも
重要な役割を持ちます。
カルシウムは不足したときだけでなく、
過剰摂取でも
整形外科疾患のリスクを高めます。
トリプトファン
犬の必須アミノ酸で、
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンや
「睡眠ホルモン」とも呼ばれる
メラトニンの材料になります。
シスチン
犬の被毛や爪を構成するタンパク質
「ケラチン」の材料になります。
不足すると
被毛の艶が無くなったり、
切れやすくなったりします。
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犬にヤギミルクを与えるメリット
アレルギーを起こしにくい
牛乳のアレルギーを引き起こすのは
αカゼインという
タンパク質が原因です。
しかし
ヤギミルクの場合は
βカゼインという
アレルギーになりにくいタンパク質が
主体になっています。
そのため、
犬や猫にミルクを与える際は
牛乳ではなく
ヤギミルクが推奨されています。
ヤギミルクが下痢になりにくい理由
牛乳を飲むと下痢になるのは、
乳糖を分解する酵素が少ない
「乳糖不耐症」が原因だと
考えられています。
小腸で分解できなかった乳糖は
大腸へと移動し、
腸内の水分量を高めることで
下痢を誘発します
(浸透圧性下痢)。
ヤギミルクは
乳糖の量が少ないので
下痢になりにくいと
言われることもありますが、
実は
ヤギミルクと牛乳で
乳糖の量は
ほとんど変わりません。
乳糖の量ではなく
「脂肪球の大きさ」と、
その処理方法に違いがあります。
乳糖の量の違い
搾りたての牛乳は
脂肪球(脂質)の粒子が大きく、
静置すると固まって
生クリームの層を作ります。
この変化は
飲む牛乳としては不都合なため、
多くの商品では
脂肪球を砕いて小さくする
「均質化」(ホモジナイズ)
と呼ばれる処理が行われます。
その結果、
牛乳自体の消化は
良くなるのですが
乳糖が大腸に届くスピードも
速くなるため、
乳糖の消化酵素(ラクターゼ)が少ない人や
犬の多くが
お腹を壊して
下痢になります(乳糖不耐症)。
一方、
ヤギミルクは
脂肪球がもともと小さいため
均質化を行わずに出荷されるのが
一般的です。
脂肪球がゆっくり消化されるため
乳糖もゆっくり大腸に届き、
下痢が起こりにくい
(症状として出にくい)のです。
もし下痢になった場合は、
様子を見て
動物病院に相談しましょう。
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犬にヤギミルクはどのくらいの量あげて良い?
毎日あげても良いですが、
1日のカロリー量の
10%以内で与えてください。
よくごはんを
カロリーの分あげているけど
太るという声を聞きますが、
おやつもカロリーに含んでいるか、
そして
個体差があるため、
カロリー量はあくまで目安で
あげた上で太ったか痩せたかで、
常に調整してあげましょう。
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おすすめの犬用ヤギミルク
栄養価が牛乳と比べて高い上に、
消化吸収が良い!
脂肪球が牛乳の1/6で、
消化を助ける酵素も含む為、
消化吸収が早く、
育ちが順調で丈夫な体に育ちます。
乳糖の分解が苦手な犬猫でも、
母乳に最も近い成分の為安心で、
下痢を起こしにくいです。
犬猫、フェレット、ハムスター、
ウサギ等の小動物 にも安心!
オランダ産100%低脂肪ヤギミルク(犬猫用)×1袋
まとめ
- ヤギミルクはアレルギーや下痢を引き起こしにくい
- 犬にとって嬉しい栄養素が豊富
- 水分補給やご飯のトッピングに適しています
- 食欲がない犬、量を食べられない老犬にオススメ
ヤギミルクは比較的
アレルギーや乳糖不耐症の症状は
現れにくいものですが、
犬の体質によっては
苦手な子もいます。
初めて飲ませる時は
ひと舐め程度にして、
様子を見てあげましょう。
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