犬にビオフェルミン!効果や注意点って?
公開日:2023/03/08 / 最終更新日:2023/04/10
ビオフェルミンは犬に与えても大丈夫
ビオフェルミンは、
主にビフィズス菌と
2種類の乳酸菌
(フェーカリス菌・アシドフィルス菌)
から成る
ビオフェルミン製薬の
整腸剤です。
人への効果として、
便秘や下痢がうたわれています。
病院で処方され、
抗生物質にも耐性がある
「ビオフェルミンR錠」と
ドラッグストアで手に入る
「ビオフェルミンS錠」の
2種類があります。
どちらも
犬に与えることは問題ありません。
ただし、
犬と人では
腸内細菌の種類が異なります。
犬には
犬用の整腸剤を与えるほうが
より効果的でしょう。
大正製薬 新ビオフェルミンS錠 540錠 [指定医薬部外品]
ビフィズス菌と乳酸菌の違い
ビフィズス菌は
乳酸菌の一種と
思われることもありますが、
実は
異なる種類の菌です。
特に生息場所が異なり、
ビフィズス菌が
主に大腸に生息するのに対し、
乳酸菌は
「小腸」や
「乳製品などの発酵食品」に生息します。
どちらも整腸作用があり、
両方を体に取り入れることによって
効果を高めることができます。
犬へのビオフェルミンの効果
ビオフェルミンは
腸内に善玉乳酸菌を届け、
ワンちゃんの
腸内環境を整えてくれます。
そのため、
下痢や便秘の改善が
期待できます。
一時的に、
胃腸の不調を原因とする
口臭改善につながるケースも
あるようですが、
慢性的に口臭がある場合は
病気の可能性もあります。
ビオフェルミンの与え方
必要な量は、
犬の体の大きさや体調、
持病の有無によって異なります。
あくまで目安としては、
1回あたり、
小型犬は1/4錠、
中型犬は1/2錠、
大型犬は1錠を1日2回
飲ませるといいでしょう。
食後に与えるか、
薬だけで与えられない場合には、
細かく砕いて
いつものごはんに混ぜるなどして
与えましょう。
細粒タイプもあるので、
砕く手間がない分
こちらのほうが
与えやすいかもしれません。
犬にビオフェルミンを与える際の注意点
ビオフェルミンは
一時的な胃腸炎や
消化不良であれば有効ですが、
消化器の病気によっては
効果が見られず、
様子を見る時間が増えることで
病気の発見や
治療を遅らせてしまう
リスクもあります。
お腹が痛そうでも
食欲や元気があり、
症状が軟便程度の場合に
動物病院を受診するまでの
対処として利用してください。
まとめ
- 犬もビオフェルミンを飲んで大丈夫
- できるだけ動物用の整腸剤を与える
- 症状が改善しない場合は動物病院へ
ビオフェルミンは
犬にも整腸作用が期待できます。
ただし、
人と犬では
持っている腸内細菌が違いますので、
動物用の整腸剤を
与えることをオススメします。
また、
改善が見られない場合は
できるだけ早く
動物病院へ行くようにしてください。
PR
「サプリメント」カテゴリーの関連記事
「ペットフード安全法」カテゴリーの関連記事
「ペット保険」カテゴリーの関連記事
「健康維持」カテゴリーの関連記事
「免疫力」カテゴリーの関連記事
「犬にビオフェルミン」カテゴリーの関連記事