犬にチーズを与えても大丈夫!
公開日:2021/10/12 / 最終更新日:2023/05/30
犬はチーズを食べても大丈夫
チーズはタンパク質や
カルシウム、ビタミンA、
ビタミンB2、亜鉛などが豊富で
犬が食べても大丈夫な食べ物です。
人間用のチーズは
塩分が多すぎるものもありますので、
犬にチーズを与える際は
犬用チーズを選ぶと安心です。
各種チーズの栄養素(100g当たり)
モッツァレラ
- エネルギー(kcal)276
- 水分(g)56.3
- たんぱく質(g)18.4
- 脂質(g)19.9
- 炭水化物(g)4.2
- ビタミンA(μg)0
- ビタミンB2(mg)0.19
- カルシウム(mg)330
- 乳糖(g)0
- 食塩相当量(g)0.2
カッテージ
- エネルギー(kcal)105
- 水分(g)79.0
- たんぱく質(g)13.3
- 脂質(g)4.5
- 炭水化物(g)1.9
- ビタミンA(μg)37
- ビタミンB2(mg)0.15
- カルシウム(mg)55
- 乳糖(g)0.5
- 食塩相当量(g)1.0
クリーム
- エネルギー(kcal)346
- 水分(g)55.5
- たんぱく質(g)8.2
- 脂質(g)33.0
- 炭水化物(g)2.3
- ビタミンA(μg)250
- ビタミンB2(mg)0.22
- カルシウム(mg)70
- 乳糖(g)2.4
- 食塩相当量(g)0.7
カマンベール
- エネルギー(kcal)310
- 水分(g)51.8
- たんぱく質(g)19.1
- 脂質(g)24.7
- 炭水化物(g)0.9
- ビタミンA(μg)240
- ビタミンB2(mg)0.48
- カルシウム(mg)460
- 乳糖(g)0
- 食塩相当量(g)2.0
ブルー
- エネルギー(kcal)349
- 水分(g)45.6
- たんぱく質(g)18.8
- 脂質(g)29.0
- 炭水化物(g)1.0
- ビタミンA(μg)280
- ビタミンB2(mg)0.42
- カルシウム(mg)590
- 乳糖(g)0
- 食塩相当量(g)3.8
ゴーダ
- エネルギー(kcal)380
- 水分(g)40.0
- たんぱく質(g)25.8
- 脂質(g)29.0
- 炭水化物(g)1.4
- ビタミンA(μg)270
- ビタミンB2(mg)0.33
- カルシウム(mg)680
- 乳糖(g)0
- 食塩相当量(g)2.0
チェダー
- エネルギー(kcal)423
- 水分(g)35.3
- たんぱく質(g)25.7
- 脂質(g)33.8
- 炭水化物(g)1.4
- ビタミンA(μg)330
- ビタミンB2(mg)0.45
- カルシウム(mg)740
- 乳糖(g)0.1
- 食塩相当量(g)2.0
パルメザン
- エネルギー(kcal)475
- 水分(g)15.4
- たんぱく質(g)44.0
- 脂質(g)30.8
- 炭水化物(g)1.9
- ビタミンA(μg)240
- ビタミンB2(mg)0.68
- カルシウム(mg)1300
- 乳糖(g)0
- 食塩相当量(g)3.8
※日本食品標準成分表2015年版参照
犬にチーズを食べさせるときの方法は?
チーズの種類によって
水分量が少なく
非常に硬いものもあります。
犬は食べ物を丸飲みしますので、
硬いチーズを丸飲みしてしまうと
喉に詰まらせてしまうかもしれません。
与える際は
小さくカットしてから
与えるようにしてください。
適切な量
チーズを総合栄養食に
トッピングしたり、
おやつとして与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
犬にチーズを与える際の注意点
犬にチーズを与える際は、
以下の点に注意してください。
- 塩分過多
- 乳糖
- アレルギー
- 誤飲
1、塩分過多に注意
塩分(ナトリウム)は
必要なものですが、
たくさん摂取すると血圧は上昇し、
塩分の排出を行う
腎臓に負担がかかります。
犬は人間のように
発達した汗腺を持っていないので、
汗をかいて
塩分を排出することができません。
塩分の少ないチーズか、
犬用のチーズのみ
与えるようにしましょう。
人間用チーズの中には、
塩分が少なく
犬も食べられるような種類もあります。
- 「モッツァレラチーズ」
- 「カッテージチーズ」
- 「クリームチーズ」
などの塩分の少ないチーズは、
人間用チーズの中でも、
犬用のご飯や
おやつを作るときに
使用することもできそうですね。
2、乳糖の量に注意
チーズは牛乳に比べて
乳糖が少なく、
胃腸の弱い子でも
お腹を壊すことなく
食べることができます。
ただし乳糖の量は
チーズによって異なります。
クリームチーズなど
乳糖が多めのチーズを与える際は、
念のため下痢の症状が出ないか
注意してください。
3、乳製品アレルギーの危険性
アレルギーを起こした場合、
初期症状として
皮膚の疾患が現れる可能性が高いです。
フケが出たり
ずっと肌をかゆがっていたりしていたら、
早めに病院に相談してあげましょう。
4、誤飲に注意
チーズには銀紙など
包装紙がついていたり、
犬が食べるには
固すぎるような種類があったりします。
銀紙はもちろんのこと、
固すぎるチーズも
消化に負担が
かかりすぎてしまう恐れがあります。
チーズを使用した犬用レシピ
鶏肉のピカタ
材料
- 卵
- ささみ
- ★すりゴマ
- ★粉チーズ
- ★青のり
- 小麦粉
- オリーブオイル
- ブロッコリー(茹でたもの)
- プチトマト
作り方
- ささみは食べやすい大きさにそぎ切りにして、
身の厚いところは包丁で切れ目を入れて開き、
均一の厚さにしておく。 - 切ったささみに小麦粉をまぶす。
- 卵を溶きほぐして小さなカップなどに3等分して、
それぞれに★を1種類ずつ入れる。 - フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、
1を2にくぐらせて、中まで火が通るように
火加減に注意しながら焼く。 - 3を器に移し、ブロッコリーとプチトマトを添えてできあがり。
まとめ
愛犬には人間用ではなく犬用のチーズを!
- 人間用より犬用チーズが安心です
- アレルギーや誤飲に注意
- 塩分の多いチーズは腎臓に負担を与えます
- 食欲促進に適した食材です
チーズは塩分過多や
肥満に気をつけていれば
愛犬にとって嬉しい一品になります。
ドッグフードのトッピングや
おやつとして
適量をあげることをオススメします。
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