犬にサマーカット!メリットやデメリットは?
公開日:2025/01/08 / 最終更新日:2025/01/08
犬のサマーカットとは
サマーカットとは、
犬の毛を
バリカンやハサミなどで
短くカットするスタイルです。
さっぱりとしていて、
夏場には快適そうに見える
サマーカットですが、
被毛によって
「向いている犬種」と
「不向き犬種」がいます。
向き・不向きな犬種がいる理由
犬は
「トリミング犬種」と「グルーミング犬種」に
大別できます。
この2種類は
「放っておくと毛が伸び続ける犬種
(トリミング犬種)」と
「一定の長さまで伸びたらそれ以上は伸びず、
新しい毛に生え変わる犬種
(グルーミング犬種)」
という点で
大きく異なります。
トリミング犬種は
放っておくと毛が伸び続け、
定期的なカットが
必要になるため、
ある程度
サマーカットに向いているといえます。
一方、
グルーミング犬種は、
短く切りすぎることで
バリカン後
脱毛症の原因になる
恐れがあるため、
あまり向いていません。
(毛を短くバリカンでかけた場合、
毛が伸びなかったり
生えてこなかったりすること)
グルーミング犬種を
サマーカットしたい場合は、
毛の状態を把握し、
バリカンかけても大丈夫か
プロに確認した上で
刈るようにしましょう。
サマーカットに向いている犬種例(トリミング犬種)
代表的な犬種として、
以下の犬種などが
挙げられます。
- プードル
- シュナウザー
- シーズー
- マルチーズ
- テリア
- コッカースパニエル
サマーカットに不向きな犬種例(グルーミング犬種)
代表的な犬種として、
以下の犬種などが挙げられます。
- チワワ
- ダックスフンド
- 柴犬
- ポメラニアン
- パピヨン
- コーギー
- シェットランドシープドッグ
- ゴールデンレトリバー
グルーミング犬種はサマーカットではなく
ブラッシングがおすすめ
グルーミング犬種は
サマーカットをしなくても、
ブラッシングで
抜け毛をこまめにとってあげることも、
十分暑さ対策になります。
グルーミング犬種にとって
大切なケアは
カットではなく、
毎日のブラッシングです。
その上で、
カットをお好みでしてみても
いいでしょう。
犬のサマーカットの時期はいつから?
サマーカットを検討するには、
暑くなり始める
4月~6月くらいが
いいでしょう。
特に
季節の変わり目は
換毛期でもあるため、
抜け毛対策にもなります。
反対に
寒くなり始める
9月~11月くらいは
体を冷やす原因となり、
体調を崩す恐れがあるため、
いくらお手入れが楽でも
冬が近づいてきたら、
サマーカットは
しないようにしましょう。
関連記事
犬の換毛期!部屋が毛だらけ!対策って?
犬のサマーカットのメリット
涼しく過ごせる
短くカットすることで
風が地肌まで通りやすくなり、
比較的
涼しく感じることができます。
お手入れが楽
全身短くすることで、
シャンプーやブラッシングなどの
お手入れが楽になります。
関連記事
犬のシャンプーの頻度!自宅でのやり方って?
関連記事
犬のブラッシング頻度!コツって?
毛玉ができにくくなる
毛が減ることによって、
毛同士の摩擦が減り、
毛玉ができにくくなります。
毛玉ができない毛のケアや換毛期対策グッズ
スポンサーリンク
ブラッシングをする際は、
スリッカーブラシを使用しましょう。
毛をかき分けて毛の根元から皮膚を確認し、
毛先に向かって
ブラッシングをすることがポイントです。
ブラッシングの後に
毛がもつれていないか
コームで毛の根元から毛先に向かって
毛をとかして(コーミング)いくことで
毛玉のできづらいケアができます。
スリッカーブラシ
ペット用コームです。
鮮やかなシルバーカラー。
細目部はムダ毛取り、
のみとり部分もあります。
【特長】
針先は丸く加工しているので皮膚を傷つけません。
胴部は丸く面取りしているので毛抜けがよく、丈夫です。
針先が先細(テーパーピン)タイプになっていますので、
くし通りがスムーズです。
コーム(くし)
商品説明
抜け毛掃除をお手軽に。
ペットの毛がみるみる取れます♪
カーペットに絡んでいる見えない犬の毛や
猫の毛がとてもよく取れます
単純構造なのに面白い程毛が集まる。
コロコロでは取りきれなかったものが取れます
軽くて使いやすく持ち運びに便利でコンパクト
水洗いができるので何度でも使えます。
コストがかからず狭い隙間でも
これなら楽におそうじできます
毛取りクリーナー
世界中のプロトリマーに愛され続ける
抜け毛対策の元祖、ファーミネーター。
健康な毛はそのままに、
不要なムダ毛、抜け毛を90%取り除きます。
オリジナルの精巧なファーミネーター刃に加え、
刃に付いた抜け毛を簡単に除去できる
ワンプッシュボタンがついています。
持ち手は人間工学に基づいて
設計されたデザインです。
ファーミネーター
ペットをブラッシングしながら
抜け毛やフケを吸引する優れものです。
毛が飛ばないので楽ですし、
ダイソンの掃除機を使っている方は
一石二鳥のアイテムです!
ダイソン ペットグルーミングキット
犬のサマーカットのデメリット(注意点)
皮膚が日光や紫外線の影響されやすくなる
短くし過ぎると、
夏は
紫外線で皮膚が刺激されてしまい、
炎症を起こす
恐れがあります。
外気温に影響されやすくなる
太陽光が
直接皮膚に当たることで、
暑さを感じやすくなり、
熱中症にもなりやすくなる
恐れがあります。
反対に、
冷房の影響も大きくなり、
体を冷やしすぎて
お腹を壊す犬も。
夏は
通気性のいい
洋服を着せてあげることで、
体温調節や
熱中症対策を
万全にしてください。
ノミやダニに刺されやすくなる
犬の被毛には
外敵から皮膚を守る
役割もあります。
その被毛が短くなると、
虫に刺されやすくなるため
注意が必要です。
散歩の際は
ノミやダニが多く生息する
草むらに入らないようにしたり、
防虫効果のある
洋服を着たり、
犬用虫除けスプレーを使ったりなど
工夫が必要です。
関連記事
犬がマダニに刺された!感染症って?
被毛に影響が出る恐れがある
短く切りすぎることで、
被毛が変わる
可能性があります。
今までふわふわだった毛質が、
ゴワゴワと
硬い毛質になったり、
毛周期に影響が出て、
生え揃うのに
時間がかかることが
考えられます。
すべての犬に
起こることではありませんが、
見た目や触り心地に
大きな変化を伴う
恐れがある点は
理解しておきましょう。
バリカン後脱毛症になる恐れがある
バリカンを入れることにより
毛が生えなくなったり、
被毛がスカスカになる
「バリカン後脱毛症」になる
恐れも。
「バリカン後脱毛症」は、
バリカン後に
脱毛を起こす疾患群を
総称していいますが、
実際のところ、
基礎疾患となる別の病気が
関連している場合があります。
まとめ
犬のサマーカットにはメリットデメリットがあります
- サマーカットとは、犬の毛を
バリカンなどで短くカットするスタイルです - サマーカットには向いている犬種と
不向きな犬種がいます - メリットもデメリットもあるため、
トリマーさんに相談しましょう
暑い時期に
最適そうなサマーカットですが、
メリットばかりではありません。
注意点も理解した上で、
かかりつけのトリマーさんに
相談しましょう。
スポンサーリンク
「犬のあくび」カテゴリーの関連記事
「犬のイタズラ」カテゴリーの関連記事
「犬のいびき」カテゴリーの関連記事
「犬のうれしょん」カテゴリーの関連記事
「犬のうんち」カテゴリーの関連記事
「犬のおしっこの量が多い」カテゴリーの関連記事
「犬のおすわり」カテゴリーの関連記事
「犬のくしゃみ」カテゴリーの関連記事
「犬のごはん」カテゴリーの関連記事
「犬のサマーカット」カテゴリーの関連記事
「犬のダイエット」カテゴリーの関連記事