犬にコーヒーはダメ!カフェイン中毒や致死量って?
公開日:2024/04/18 / 最終更新日:2024/04/18
カフェインの危険性
カフェインの致死量
体重1kgあたり
150mg摂取すると
致死量だといわれています。
そのため、
5kgのトイプードルの場合、
750mgを摂取すると
危険です。
これは
コーヒーだと
500ml飲むと
危険ということになります。
つまり、
現実的に
死に至る確率は低いですが、
危険な成分には
変わりません。
また、
時間が経てば経つほど
重症化してしまうため、
気づいたらすぐ
動物病院に連絡しましょう。
カフェイン中毒の症状
- 頻脈
- 呼吸促迫
- 過度の興奮
- 痙攣
- 不整脈(心室性期外収縮)
- 全身性のうっ血、あるいは出血
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カフェイン中毒時の対処法
病院に行く前に
飼い主が処置をすることで
重病化する恐れもあるため、
自己判断せず、
必ず
動物病院の先生に
診てもらいましょう。
的確な診断のためには、
飼い主が
正しく説明する必要があります。
中毒物質の種類の特定と
摂取経路を
明らかにしておきましょう。
その上で、
動物病院へ連絡し、
その物のパッケージ
(あるいは残っていた物質)を
持っていくようにしましょう。
また、
致死摂取量は
体重や状態によっ
て変わるため、
少しでも食べた場合は
念のため
動物病院に電話することを
推奨しています。
動物病院での主な治療法
基本的に解毒剤は
存在しないといわれていて、
治療は
苦痛を和らげることを目的とした
一時的なものになります。
血液検査や
尿検査をすることが一般的です。
催吐(さいと)させることは、
摂食後数時間
(4~6時間)経過していても
効果的とされています。
催吐が十分効果的でない場合や
禁忌の場合は、
胃洗浄が有用とされています。
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カフェインが含まれるその他の飲料
カフェインが含まれる飲み物は、
コーヒーの他、
玉露や紅茶、
ウーロン茶、
コーラなどがあります。
カフェイン含有量(100mlあたり)
- 玉露
160mg(茶葉10gに60℃の湯60mlを加え2.5分浸出した場合) - エスプレッソコーヒー
140mg - ドリップコーヒー
135mg - インスタントコーヒー
60mg(インスタントコーヒー粉末2gを熱湯140mlに溶かす) - 栄養ドリンク
50mg - ココア
45mg - 紅茶、抹茶
30mg - 煎茶、ウーロン茶、ほうじ茶
20mg - コーラ
10mg
コーヒー豆もNG
コーヒー豆には
重量の1~2%程度の
カフェインが含まれていると
いわれています。
そのため、
豆であっても
食べさせないようにしましょう。
コーヒーゼリーもNG
コーヒーゼリーにも
カフェインは含まれており、
100mlあたりの含有量は
40mgほどといわれています。
ドリップコーヒーなどと比べると
少ないですが、
食べせないほうがいいでしょう。
コーヒー牛乳もNG
コーヒー牛乳も同様に
カフェインが含まれているものは
NGですし、
牛乳も推奨されていません。
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まとめ
- カフェインを含むコーヒーは犬にとって危険な飲料
- 量によっては中毒になる恐れも
- コーヒーを口にした場合はすぐに動物病院へ
- コーヒー以外にもカフェインを含む飲料は多い
- コーヒー味の加工品やコーヒー豆もNG
もし誤って
犬がコーヒーを口にしたら、
冷静に
動物病院に相談をしましょう。
日頃から、
コーヒーの管理に
気をつけることが大切です。
飼い主さんが
気をつけていたとしても、
好奇心旺盛な愛犬が
誤飲をしてしまう可能性は
ゼロではありません。
愛犬が届かない場所に
置くようにしましょう。
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