犬にココナッツを与えても大丈夫!注意点は?

公開日:2025/01/24 / 最終更新日:2025/03/10
犬が食べても大丈夫なココナッツの栄養素
ココナッツとは、
熱帯地方に広く分布する
ヤシ科の植物
「ココヤシ」の果実のことです。
果肉部分は、
主に
水分と脂質で構成されています。
また、
ココナッツジュースや
ココナッツオイル、ココナッツミルクなど
料理に使われるだけでなく、
甘く濃厚な香りで
化粧品などにも
使われています。
ココヤシは
果実以外を材木として、
果実の皮は
器や繊維として使われたり、
花から取れる蜜は
ココナッツシュガーに
使われたりするなど、
非常に万能な植物です。
ココナッツに含まれる
栄養素について
ご紹介します。
中鎖脂肪酸
一般の植物油に含まれる
オレイン酸や
リノール酸と同じ
脂肪酸の仲間です。
エネルギー転換が早く、
消化吸収を促進し、
体脂肪の蓄積抑制に
役立ちます。
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クリルオイルのEPA・DHAは吸収率が良く、
リン脂質結合型オメガ3脂肪酸のなので、
血液脳関門を通り抜けられます。
リン脂質は乳化剤(石鹸のような働き)として
オイルの吸収を促すため
体内への吸収率が良いのです。
※一般のEPA・DHAはトリグリセリド
(中性脂肪)という形で存在しています。
犬 猫 は亜麻仁油やエゴマ油など
αリノレン酸の分解酵素がなく
吸収が苦手と考えられていますが
クリルオイルは
ダイレクトにEPA・DHAを補給できるので
短期間で違いを
実感いただけることが多いようです。
<クリルオイル30粒>
食物繊維
食物繊維には、
便質を改善し
便通を促す不溶性繊維と、
腸内の不要なものを排出する
水溶性繊維があります。
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カリウム
カリウムは
塩分を排出する働きがあり、
血圧を
維持してくれます。
また、
利尿作用が
体内の水分量を
調整してくれるため、
代謝が良くなります。
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鉄分
鉄分は、
貧血を予防するために
必要です。
たんぱく質と一緒に摂ると
吸収力が高まります。
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犬にココナッツオイルはスーパーフード
Coconut Research Center 所長の
Bruce Fife博士によると、
中鎖脂肪酸を多く含む
ココナッツオイルは、
スーパーフードと呼ばれるほど
健康に良い食材です。
中鎖脂肪酸は、
消化機能などの肝臓をサポートし、
体重減少や
皮膚や毛艶を良くする
効果があるといわれています。
また、
肌の保湿効果があり、
炎症を落ち着かせてくれます。
皮膚トラブルがある
わんちゃんには、
ココナッツオイルは
効果的かもしれません。
まずは
被毛や耳、肉球から塗ってみて、
効果があるか
試してみると良いでしょう。
ただし
問題が起きた場合には
すぐに使用を中止し、
獣医師に相談してください。
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どんなココナッツオイルを買うべき?
バージンオイルや
エクストラバージンオイルなど、
オーガニック類の
ココナッツオイルを
買うことをおすすめします。
酸化を防ぐため、
必ず
瓶に入っている
ココナッツオイルを
選ぶようにしましょう。
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特長
●ヒューマンクオリティーの
オーガニックココナッツバージンオイルです。
●いつものフードにかけるだけ!
豊かなココナッツの甘い香りで
ちょっと特別な食事に早代わりします。
●着色料や保存料、添加物は使用しておりません。
素材そのままなので安心です。
●保存に便利なチャック付きです。
オーガニックココナッツオイル50mlバージンオイル
ココナッツオイルが犬の歯磨きに有効って本当?
アメリカなど
海外メディアでは、
ココナッツオイルで
歯磨きをすると、
犬の口臭を
改善してくれると
言われています。
しかし一方で、
ココナッツオイルは
歯のプラークを
減らすこともあるといわれており、
論文など
信頼できるデータもまだないため、
ココナッツオイルを使った
歯磨きはおすすめしません。
日頃からの歯磨き、
定期的な歯石取りをすることで、
健康な歯を
保つようにしましょう。

犬へのココナッツの与え方
ココナッツを与える際は、
ココナッツウォーターや
ココナッツオイルを
少量舐めさせてあげるか、
犬用のおやつを
適量あげることも
おすすめです。
あまり果物のままで
口にすることは少ないですが、
ココナッツの果肉は
犬が食べても大丈夫です。
ただし
与え過ぎると、
胃腸炎や腹部膨満になる
可能性があるため
注意が必要です。

犬にココナッツを与える際の注意点
1、アレルギー
アレルギーは、
生まれつきの体質による
先天性アレルギーと、
長い期間
同じ食材を食べることにより
発症する可能性がある
後天性アレルギーがあります。
ココナッツを
初めて与える際は、
少量からスタートしましょう。
以下の症状が見られた場合は、
アレルギーの
可能性があります。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚のかゆみ
- 元気がない
- 目の充血
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ココナッツを食べた際に
上記のような症状が現れた場合は、
獣医師に相談しましょう。
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2、与え過ぎ
前提として、
犬は
総合栄養食のごはんを食べていれば、
それ以外は
与える必要はありません。
おやつとして与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
3、味付けはNG
市販のココナッツチップスや
ココナッツジュースには、
糖分や調味料が
多く含まれている
可能性があるため、
できるだけ
与えないようにしましょう。
ココナッツチップスや
ココナッツジュースだけでなく、
人間用に加工された食品は
与えないでください。
スーパーでもよく見かける
ココナッツシュガーが含まれる
ココナッツサブレには
多くの糖分が含まれているので、
犬には
与えないようにしましょう。

まとめ
- 犬にココナッツを与えても大丈夫だが、
与え過ぎには注意 - ココナッツオイルは皮膚トラブルに効果的
- ココナッツオイルでの歯磨きはおすすめしない
ココナッツは
犬に与えても大丈夫な食材ですが、
決して
与え過ぎないよう
十分注意してくださいね。
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