犬にアルコールはダメ!誤飲の時の対処方法って?
公開日:2024/06/10 / 最終更新日:2024/06/10
犬にアルコールを飲ませてはいけない
理由と致死量
アルコール分解酵素を持たない
犬はアルコールを
分解する酵素を
保有していないためです。
一度摂取したアルコールは
無害化されることなく、
長い間体内を循環し、
悪影響を及ぼします。
刺激臭に敏感
犬は嗅覚が
非常に優れているので、
アルコールの刺激臭に
敏感です。
飼い主が
お酒をたくさん飲んだ後に、
抱っこすると、
アルコールの匂いに犬は
ストレスを感じる場合があります。
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犬のアルコール致死量
致死量は
大体1kgあたり
アルコール
5.6mlといわれています。
大さじ1杯が15mlなので、
体重5kg前後のチワワや
トイプードルなどの小型犬は、
一口舐めただけで
体調が急変する恐れがあります。
<度数による飲料の致死量>
- アルコール度数5%のビールは110ml
- アルコール度数15%の日本酒は37ml
- アルコール度数40%の日本酒は14ml
犬によっては
致死量に満たなくても
重篤な状態になる可能性は
十分にあります。
上記以下であれば
健康に影響がない
というわけではありません。
犬がアルコールを誤飲した場合の危険性
アルコールが分解できず、
脳の神経中枢部である
脳幹の機能を
抑制する恐れがあります。
長期間アルコールが
体内に残ることによって
重度の中毒症状を
引き起こす可能性もあり、
意識を失って
命を落とすことも珍しくありません。
アルコール中毒の症状
- 意識が朦朧(もうろう)とする
- 昏睡状態に陥る
- 心肺機能が鈍くなる
- 嘔吐物が喉に詰まり窒息
意図的に飲ませることは
絶対にせず、
もし誤飲した場合は
元気な様子でも
動物病院に相談しましょう。
犬がお酒を誤飲してしまった場合の対処方法
犬がお酒を飲んでしまった場合は、
すぐに
動物病院に連絡して
指示を仰ぎ、
病院で診察を受けるようにしてください。
「症状が出ないから大丈夫」
ということはありません。
病院に連絡をする際は、
「いつ飲んだのか・お酒の種類・飲んだ量」を
目安でもいいので
伝えるようにしましょう。
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まとめ
- 犬はアルコールを分解することができない
- 一口でも、犬にとって非常に危険
- 誤飲した場合は早急に動物病院へ
ビールなどのアルコールは
犬にとって
害でしかありません。
愛犬にとっても
飼い主さんにとっても
素敵な時間を作るためには、
体の構造が異なることを理解し、
愛犬の健康に配慮してあげることが
大切です。
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