犬にきゅうりを与えても大丈夫!

公開日:2021/10/04 / 最終更新日:2023/05/30
犬はきゅうりを食べても大丈夫
きゅうりは犬が食べても
大丈夫な野菜です。
90%以上が水分で
「世界一栄養のない野菜」
と言われてしまうこともありますが、
カリウム、ビタミンC、
βカロテン(ビタミンA)を含み、
脂肪分が非常に少ない
低カロリーな食材です。

きゅうり
- エネルギー
14kcal - 水分
95.4g - カリウム
200mg - ビタミンC
14mg - βカロテン
330μg - 脂質
0.1g
もやし
- エネルギー
14kcal - 水分
95.4g - カリウム
69mg - ビタミンC
8mg - βカロテン
6μg - 脂質
0.1g
えだ豆(茹で)
- エネルギー
134kcal - 水分
72.1g - カリウム
490mg - ビタミンC
15mg - βカロテン
290μg - 脂質
6.1g
さつまいも(蒸し)
- エネルギー
140kcal - 水分
64.2g - カリウム
390mg - ビタミンC
20mg - βカロテン
45μg - 脂質
0.2g
※各100g当たり
カリウムは塩分を排出したり、
利尿作用によって
体温を下げたりする働きがあります。
夏バテ防止にオススメです。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、
がん予防や
アンチエイジングの効果が期待できます。

犬にきゅうりを食べさせるときの方法は?
きゅうりなどウリ科の植物には
下痢や嘔吐など
食中毒を引き起こす
ククルビタシンという
苦味成分が含まれます。
食用では無害化されていますが、
家庭菜園では
交雑により多く含まれる
可能性があるため注意が必要です。
ヘタの近くに多く含まれますので、
両端を切り落とすと食べやすくなります。
食べさせていい量は?
きゅうりを総合栄養食への
トッピングやおやつとして与える場合、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
きゅうりは100gで14Kcalと
非常に低カロリーな食材です。
単体であれば
カロリーを気にする必要はありませんが、
水分量が多く
食べ過ぎればお腹を壊してしまいます。
その子にあった
「適量」を食べさせてあげましょう。

犬にきゅうりを与える際の注意点
ウリ科アレルギーの可能性
アレルギーは、
生まれつきの体質による
先天性アレルギーと、
長い期間同じ食材を食べることにより
発症する可能性がある
後天性アレルギーがあります。
きゅうりは、スイカやメロンなどと同じ
ウリ科の食材です。
これらを初めて与える際は、
少量からスタートしましょう。
以下の症状が見られた場合は、
アレルギーの可能性があります。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚のかゆみ
- 元気がない
- 目の充血
きゅうりを食べた際に
上記のような症状が現れた場合は、
獣医師に相談しましょう。
下痢や嘔吐
きゅうりには水分が
90%以上含まれており、
体を冷やす野菜です。
そのため、与え過ぎると
胃腸に負担がかかり、
下痢や嘔吐を引き起こしてしまう
可能性があります。
また、お腹を冷やしてしまう
原因にもなりますので、
夏場であっても
与え過ぎには注意しましょう。
喉に詰まらせる恐れがある
犬は食事の際、
あまり咀嚼せずに
飲み込むことが多いです。
そのため、硬いきゅうりを
大きいまま与えてしまうと、
喉に詰まらせる可能性があります。
きゅうりを与える際は、
小さく切ってから
与えるようにしましょう。

まとめ
- 熱中症予防や水分補給におすすめ
- 与え過ぎによる下痢や嘔吐に注意
- 喉に詰まらせないよう小さく切ってから与える
カロリーが低く
食べごたえのあるきゅうりは、
犬のおやつにぴったりですが、
与え過ぎには十分注意してくださいね。

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