犬と引っ越し!事前準備や注意点、ストレスは?
公開日:2024/11/07 / 最終更新日:2024/11/07
犬との引っ越しの事前準備
荷造りをしたり、
親しい知人たちに挨拶をしたりと、
引っ越し前は
何かと忙しいですが、
今後の引っ越しが
成功するか否かを決める
大事な時期です。
愛犬はもちろん、
私たち人間にとっても、
できる限り
ストレスを少なく引っ越すために、
事前に
しっかり準備しましょう。
1、新居を探す
すでに引っ越す家が
決まっている場合は問題ありませんが、
家探しから始める人も
多くいると思います。
賃貸の場合、
ペット飼育可物件は
通常の物件より少なくなります。
資料に
ペット飼育可となっていても
実際には
「小型犬1匹まで」という条件が
多いようです。
多頭飼いをしていたり、
中・大型犬と一緒だったり
という場合は、
物件数が
とても少ないのが現状です。
早めに
不動産業者と連絡を取り
「何匹飼育しているか」
「犬種・サイズ」などを
しっかり伝えておきましょう。
時間があれば、
候補の物件近くに
散歩ができる公園や
動物病院などがあるか、
Google マップなどを活用して
確認しておくとベストです。
2、動物病院に挨拶&紹介状を作ってもらう
引っ越しすることが決まったら、
かかりつけ動物病院に
挨拶に行きます。
そのとき、
新居付近の動物病院で渡すための
紹介状を
書いてもらうのがオススメです。
もちろん、
新しい病院が決まっていなくても
大丈夫です。
- 「ワクチンの種類」
- 「フィラリア、ノミ・ダニの薬は
何を使っていたか(予防歴)」 - 「これまでに大きな病気に
かかったことはあるか(手術歴)」 - 「現在治療中の病気がある場合は検査結果」
などをまとめてもらうと、
新しくお世話になる
動物病院に行ったときにも、
スムーズに
状況を伝えることができます。
3、クレートやキャリーに慣れさせる
遠方に移動する場合、
新幹線や飛行機を
利用することもあります。
そのため、
早めに
クレートやキャリーに
慣れさせておきましょう。
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4、移動に時間がかかる場合、ペットホテルを手配する
遠方への引っ越しの場合、
荷物の搬出から搬入までが
1日で終わらないことも
あると思います。
見知らぬ土地での移動は
大変なもの。
新居近くで
ペットホテルを利用する場合は、
駅や空港まで
送迎に来てくれるホテルを選ぶと
安心です。
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犬との引っ越しで荷物搬出時の注意点
引っ越し当日
引っ越し業者の
お兄さんたちが多く出入りするなど、
いつもと違う雰囲気に
犬は興奮してしまうことも多いです。
引っ越しの
邪魔にならないようにするのはもちろん、
脱走や
思わぬ怪我をさせないように
愛犬を
しっかり見ておきましょう。
荷物の搬出中は
ペットホテルや友人宅などでの
一時預かり、
1時間程度で済むなら
お散歩代行や
ペットシッターさんにお願いして
外にいてもらうというのも
良いと思います。
引っ越し業者の方によると、
犬の飼い主さんは
人の出入りが少ないお風呂場に
犬を避難させているケースが
多いとのことでした。
その場合、
暑さや寒さ対策はしっかり行い、
定期的に
様子を見るようにしましょう。
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犬との引っ越しで移動時の注意点
公共交通機関ではルールを守る
新しい家への移動は、
自家用車だけでなく、
公共交通機関を利用することも
多いと思います。
犬連れで
公共交通機関を利用する場合は、
それぞれのルールを
必ず守るようにしてください。
私鉄を利用する場合は
会社ごとに
ルールが異なるため、
事前に調べるようにしましょう。
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乗り物酔いや脱走に注意
普段から
公共交通機関での移動に
慣れていない犬は
乗り物酔いに注意が必要です。
暑い時期は
熱中症にも注意しましょう。
こまめな休憩を
心掛けてください。
慣れない環境では
飼い主さんが予期しない
突発的な動きをすることもあります。
「うちの子はおとなしいから大丈夫」と
油断せず、
しっかり脱走防止をすることも
大事です。
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専門業者に頼む
電車移動が難しい
大型犬の飼い主さんや
飛行機に乗せるのが心配という方は、
ペット輸送の専門業者に
依頼するという方法もあります。
ペットの負担を考えながら
遠距離移動にも対応し、
飼い主の負担も
少なくすみますが、
費用は高くなりがちです。
犬との引っ越し後にやるべきこと
引っ越し荷物の搬入も終わり、
新居の段ボールが
ほとんど片付いたら、
愛犬の引っ越しも
あと一息です。
引っ越し後も
やるべきことがあります。
1、近所の人に挨拶をする
まず欠かせないのが
ご近所さんへの挨拶です。
これは、
犬連れでなくても
行う人は少なくないと思いますが、
愛犬を伴っての引っ越しなら、
必ず
やっておいたほうが良いでしょう。
環境が変わると
犬が不安になり、
引っ越し後のしばらくは
留守番中に
吠えてしまうかもしれません。
挨拶の時に
「犬と引っ越してきたこと」
「鳴き声などが気になったら、
遠慮せずに声を掛けてもらいたいこと」などを
事前に伝えるようにしましょう。
2、お世話になる動物病院を受診する
私は引っ越し後、
犬に異常がなくても
早めに
動物病院を訪れるようにしましょう。
これは、
健康な状態の愛犬を
事前に診てもらうことで、
普段の状態を
知っておいてもらうためです。
また、
どんなにネットの口コミが
高評価の動物病院でも、
自分や愛犬に
合わないこともあります。
そのため
「爪切り」や「耳掃除」
「フィラリアの薬をもらいに行く」など、
ちょっとしたことで
受診をして
様子を見ることがおすすめです。
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3、飼い犬の登録を変更する
引っ越し後、
新しく引っ越した市区町村で
飼い犬の
登録変更の届け出をする
必要があります。
ここで必要なのは
以下の3点です。
- 以前住んでいた場所で交付された飼い犬の鑑札
- 狂犬病予防注射済証
- 印鑑
届け先は
市区町村によって異なります。
市区町村役所や保健所、
動物管理センターなどになりますが、
引っ越し先によって
さまざまなので、
事前に確認しておきましょう。
引っ越し後の愛犬によく見られるストレス症状
引っ越しにまつわる準備や
手続きは
以上ですが、
引っ越し後は
愛犬との過ごし方が
とても大切です。
私たち人間は
「なぜ引っ越しをするのか」を
当然理解していますが、
犬には
わかりませんので
大きな
ストレスになってしまいます。
そのため引っ越し後は、
次のような
ストレス症状が
みられやすくなります。
- 留守番ができなくなる
- トイレを失敗する
- 下痢をする
- 夜眠らない
- ご飯を食べない
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ストレス症状にどう対処するか
愛犬が引っ越し後、
下痢をしたり、
トイレがうまくいかなかったり
そんな犬のストレスを
少しでも軽くしてあげるには、
できるだけ一緒にいる時間を長くして、
少しでも早く
新居に馴染んでもらうことが大切です。
また、
段ボールの片付けが
少し残っていても、
近所を一緒に散歩して
愛犬に
楽しい気持ちになってもらってから
新居に戻ってくるなどして
「ここが新しいおうち」ということ
を理解してもらうよう
心がけましょう。
トイレやお留守番も
最初からやり直すくらいの気持ちで
トレーニングをします。
引っ越し当日は
お弁当や
地域指定のゴミ袋を買いに行ったりと
こまごま外に出る機会があるので
「ちょっとゴミ出し」「ちょっと買い出し」
を繰り返して
「ちゃんと飼い主がこの場所に帰ってくる」
というのを
意識させるようにする必要があります。
まとめ
- ペットとの引っ越しは事前準備が大切
- 動物病院に紹介状を書いてもらうと引越し後の診察がスムーズ
- 引っ越しの移動に向けて事前にクレートトレーニングを
- 搬出・搬入時は脱走や思わぬ怪我をさせないよう
細心の注意を払いましょう - 無理せずペット業者を利用するのも大切
愛犬を連れての引っ越しは、
通常の引っ越しの
何倍も大変です。
これから
引っ越しをするという人は、
不安な気持ちも
多くあると思いますが
しっかり準備すれば大丈夫。
愛犬との新生活を
楽しんでくださいね。
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