犬が鼻血!原因や病気、対処法って?
公開日:2024/08/05 / 最終更新日:2024/08/05
犬の鼻血の対処法
動物病院へ連れて行く
基本的には
大量に鼻血が出ているときはもちろん、
少量の鼻血でも
早急に
動物病院へ連れて行きましょう。
ティッシュでの止血はNG
応急処置として
人間のように、
ティッシュの鼻栓で
止血を試みることだけは
しないでください。
鼻には触れず、
動物病院へ
連れて行きましょう。
犬の鼻血の原因や考えられる病気
出血性障害
鼻出血は
「遺伝性」「後天性」
あるいは
「複合型止血障害」として、
血が止まるまでに
時間がかかる
凝固異常症の動物でみられます。
これらの病気で
最も一般的なものは
「フォンヴィルブランド病」
という
遺伝性出血性疾患や
「血小板減少症」です。
フォンヴィルブランド病
フォンヴィルブランド病は
複数のあざのような
斑状出血を起こします。
典型的な徴候として、
粘膜表面からの出血
(鼻出血、黒色便および血尿)、
そして
外傷や外科手術の後の
過剰な出血などが挙げられます。
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血小板減少症
血小板減少症といっても
さまざまあり、
その中でも
鼻出血の原因で
最も多いのは
「免疫介在性血小板減少症」
です。
この病気は
免疫機能が
何かしらのきっかけで、
自身の血小板を
破壊するもので、
発生の原因は
いまだに
明らかになっていません。
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全身性高血圧症
網膜出血や網膜剥離から
鼻出血につながることがあります。
そのほか、
急性の失明も
みられることもあります。
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感染症
感染症(細菌や真菌などの感染)によって
鼻出血がみられることもあります。
生活環境や
ワクチン接種歴と、
鼻から血液と膿が混じった
ドロッとした粘液が出る症状を
呈していたら、
感染症の
鑑別診断を行います。
鼻腔内腫瘍
鼻腔内腫瘍は、
老犬の鼻出血で
最も多い原因です。
最初は
片方の鼻の穴のみで、
腫瘍の進行に伴って
両穴に変化することもあります。
腫瘍の場合、
少量の出血が
長期間にわたり、
見られることもあります。
また、
くしゃみや、いびき
顔面の変形なども
みられることがあります。
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鼻炎
感染性鼻炎では、
鼻出血に加えて
「粘液膿性鼻汁」や「くしゃみ」
「鼻の疼痛」「鼻の色素脱失」や
「潰瘍化」などの
徴候がみられることもあります。
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その他
「外傷」「奇形」
「異物が鼻の中に入る」
ことなどによる
鼻出血も考えられます。
まとめ
犬の鼻血は重度の疾患症状のため動物病院へ!
- 鼻血は重度の疾患症状の1つです
- 愛犬が鼻血を出したら早急に動物病院へ
- 鼻栓で止血を試みることはNG
- 止血障害、感染症、腫瘍、外傷など鼻血の原因がさまざま
愛犬の鼻腔の異常を
早期に発見することは
難しいとされています。
鼻出血だけでなく、
少しでも
愛犬の変化や
異常に気がついたら、
動物病院へ
連れて行きましょう。
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