犬が鮭(サーモン)を食べても大丈夫?

公開日:2024/06/11 / 最終更新日:2025/01/31
犬は鮭(サーモン)を食べても大丈夫
鮭(サーモン)は
タンパク質やEPA、DHAなどオメガ3脂肪酸、
ビタミンB群
(B12、B6、リボフラビン、ナイアシンなど)、
ビタミンD、ミネラル
(カリウム、鉄、亜鉛、セレンなど)
を多く含み、
犬が食べても大丈夫な魚です。
身が赤いことから
マグロ、カツオなどと同じ
赤身魚だと思われがちですが、
実は
白身魚です。
赤色は
カニやエビと同じ
「アスタキサンチン」と呼ばれる色素
(カロテロイド)によるもので、
強い
抗酸化作用があり
アンチエイジング効果が
期待できます。
こんな子にオススメ
- 成長期の子に
タンパク質やビタミンDが筋肉や骨の成長をサポート - 心臓に不安がある子に
オメガ3脂肪酸が血液の循環を良好に - シニア犬(老犬)に
アスタキサンチンでアンチエイジング
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クリル(オキアミ)由来の
オメガ3脂肪酸と
アスタキサンチンを補給できる
ソフトカプセルタイプのサプリメント。
小型犬や猫でも飲みやすい
直径約8.5ミリの小サイズ。
南極オキアミから得られるオイルを
カプセルにしました。
クリルオイルに含まれるオメガ3脂肪酸は
「リン脂質結合型」で、
従来の魚油に比べ親水性が高く、
体内での消化吸収に優れていると
言われています。
ソフトカプセル入りなので
与える前まで酸化の心配もなく、
新鮮長持ちです。
ナチュラルハーベストプチクリルオイル150粒
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栄養素 特徴
EPA
抗炎症作用があり、
アレルギー性皮膚炎や
アトピー性皮膚炎、腹膜炎、大腸炎、
歯周病などを緩和する
効果があります。
抗がん作用も期待され、
腎不全など
腎臓病の軽減につながると
考えられています。
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DHA
中枢神経を保護する働きがあり、
脳卒中や認知症の予防
改善効果が期待できます。
子犬の成長に不可欠で、
神経や脳膜、聴覚の正常な発達、
知能を高め
しつけやドッグトレーニングの
能力向上にもつながります。
ビタミンB12
補酵素として
タンパク質の合成や
エネルギーの産生をサポートします。
神経機能や睡眠リズムを
正常化する働きもあり、
赤血球中のヘモグロビンの産生を
サポートすることから、
不足すると貧血につながります。
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ビタミンD
小腸や腎臓で
カルシウムとリンの吸収を促進し、
骨や歯を丈夫にするのを助けます。
不足することで
骨格異常や体の麻痺、
運動失調につながります。
私たち人間は
日光(紫外線)に当たることにより
皮膚でビタミンDを
合成することができますが、
犬は
食事で摂取しなければいけません。
ただし
過剰摂取は
高カルシウム血症につながる
恐れがあります。
セレン
抗酸化作用を持ち
認知症予防の効果が期待できます。
魚に含まれる
水銀の解毒効果があることも
わかっています。

鮭とサーモンの違いは?
「鮭」という言葉は
歴史・文化的な背景によって
定義が異なり、
学術分類のサケ科サケ属とは
必ずしも一致しません。
日本で一般的に
「鮭」と呼ばれるのは
「シロザケ」や「ベニザケ」
「マスノスケ」「カラフトマス」
「サクラマス」「ギンザケ」などです。
それらの魚は
西洋では「サーモン」と
呼ばれます。
学術分類では
サケ科サルモ属の
「アトランティックサーモン」
(タイセイヨウサケ)も一般的に
「鮭」に分類されますが、
サケ科サケ属の「ニジマス」は
(商品名「トラウトサーモン」で販売されることも)
「鮭」とは区別されます。
これは「ニジマス」が淡水で
生息する性質を持つためです。

犬に鮭(サーモン)を与える際の注意点
犬に鮭(サーモン)を与える際は、
以下の点に注意してください。
- 与える量
- アニサキス
- ビタミンB1欠乏症
- 塩分過多
- アレルギー
1、与え過ぎに注意
鮭(サーモン)をトッピングや
おやつとして与える場合は、
1日の適正カロリー量の
10%以内にしてください。
2、アニサキス食中毒に注意
天然モノの鮭(サーモン)は
アニサキス食中毒の
リスクが高いため
生食はNGです。
刺身として流通している
生食用の鮭(サーモン)は
養殖モノで、
アニサキスの心配はありません。
生きたアニサキスは
体内に入ると
胃壁や腸壁に侵入し、
嘔吐や激しい痛みを伴う
食中毒(アニサキス症)を
引き起こします。
アニサキスは
マイナス20℃で
24時間以上凍結するか、
加熱調理をすることで
死滅します。
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3、ビタミンB1欠乏症に注意
生の鮭(サーモン)は
「チアミナーゼ」というビタミンB1
(チアミン)を分解する酵素を含みます。
1回食べた程度では
問題ありませんが、
日常的に食べていると
「ビタミンB1欠乏症」になる
可能性があります。
ビタミンB1欠乏症は
人間では「脚気(かっけ)」とも
呼ばれます。
食欲低下や
よだれが多くなる症状が見られ、
けいれん発作や
神経・運動機能障害につながります。
適切な治療が行われないと
死に至る可能性があります。
4、塩分過多に注意
犬も
過剰な塩分摂取は
健康上の問題を引き起こす
可能性がありますが、
私たちが塩分過多で心配する
「高血圧」が
犬も同様に
起こるわけではありません。
それよりも
脱水や腎臓への負担を
心配する必要があります。
特に「塩鮭」や「新巻鮭(あらまきざけ)」
「スモークサーモン」などは
塩分濃度が高く加工されている
可能性がありますので
犬に与えるのはやめましょう。
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5、アレルギーに注意
鮭(サーモン)は
アレルギー報告の多い食材では
ありませんが、
犬によっては
アレルギー症状が出る
可能性があります。
最初の数回は
少量にして、
変化がないか
様子を見ながら
与えるといいでしょう。
犬のアレルギー症状は
顔や首、お腹などの皮膚に
赤みや痒みが出るのが一般的で、
下痢や嘔吐が
見られる場合もあります。
なお、
アレルギー検査で
陽性反応が出たとしても、
症状が出なければ
与えて問題ありません。
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鮭(サーモン)の適切な与え方
生食は
アニサキス食中毒や
ビタミンB1欠乏症のリスクがあるため、
加熱調理して与えましょう。
鮭フレークや缶詰など
人間用に味付けされたものは
与えないようにしましょう。
ほぐして骨を取り除く
塊のまま
与えてしまうと
隠れていた骨が刺さってしまう
可能性があります。
必ずほぐし、
骨が無いことを確認してから
与えるようにしてください。
皮は与えて大丈夫
鮭(サーモン)の皮には
豊富なコラーゲンが含まれ、
皮膚や関節、骨の健康維持に
良いとされます。
食べやすいように
細かくして与えると
良いでしょう。
オメガ3脂肪酸も含まれ、
抗炎症作用や
アンチエイジングの効果も
期待できますが、
与え過ぎによる
カロリー過多には注意が必要です。
白子も与えて大丈夫
白子は
鮭(サーモン)の精巣で、
犬も食べられます。
高タンパクで
オメガ3脂肪酸やビタミン、
ミネラルを豊富に含む
栄養価の高い食材ですが、
与え過ぎには注意しましょう。
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【特徴】
アスタキサンチンとルテインを配合し、
目の健康維持をサポート。
愛犬が好むビーフ味で、
愛犬の大好きな味にこだわりました。
おやつ感覚で
簡単に与えることができます。
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まとめ
- 犬に鮭(サーモン)はOK
- 必ず加熱調理して与える
- ほぐして骨を取り、与え過ぎに注意
鮭(サーモン)は
タンパク質やオメガ3脂肪酸、
ビタミン、ミネラルを多く含み、
犬が食べても大丈夫な魚です。
ただし、
生食はせず
加熱調理して与えましょう。
ほぐして骨を取り、
与え過ぎに注意することも
大切です。
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