犬が食欲不振!考えられる原因と病気!
公開日:2024/05/13 / 最終更新日:2024/05/13
犬が食欲不振の場合に考えられる原因と病気
食欲不振の場合、
原因として
以下の7点が考えられます。
- 食事自体の問題
- 口の中の異常
- のどの炎症など
- 消化管の運動機能の低下
- 異物
- 腫瘍
- その他
食事自体の問題
フードの粒が大きすぎるなど、
種類を変えた直後の変化であれば、
病気ではなく
単に食事の問題で
食べにくくなっていることが
考えられます。
口の中の異常
重度の歯周病や
歯が折れたことによる痛み、
口の中の異物などが
原因の可能性があります。
私たちが
口内炎の痛みで
ご飯が食べられないのと一緒です。
この場合、
- 「口からの出血が見られる」
- 「よだれが増える」
- 「片側だけ(痛くない側)だけでものを噛んでいる」
- 「食べている時に痛そうに声を上げる」
といった症状が
同時に見られる場合もあります。
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のどの炎症など
のどの炎症などによる
痛みによって、
ものを飲み込むのを
嫌がっている可能性もあります。
人間でいうと、
のどカゼで
ご飯を飲み込みづらい時と
同じような状態です。
鼻炎や口の中の炎症が
波及していることも多く、
鼻炎を併発している時には
膿のような鼻汁や
くしゃみが見られることもあります。
のどが痛い場合、
食事の時以外にも、
生唾を飲み込むような仕草や
えずくような仕草が
見られることもあるため、
注意して見てあげてください。
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またブルドッグや
ボストンテリア、シーズーなどの
短頭種では
軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)という、
のどに膜のような粘膜が
伸びてしまう病気もあります。
消化管の運動機能の低下
口、のど、食道および胃などの
上部消化管の
運動機能の異常も考えられます。
「飲み込みたいけど、
うまく動かなくて飲み込めない」
という状態です。
異物
おもちゃなどの異物による
閉塞も考えられます。
特に活発な子や
若齢の子は
異物を飲み込んでしまい
食道や胃の出口、腸などに
詰まらせてしまうことが多いです。
異物による閉塞の場合、
比較的急な症状が
見られる場合もあります。
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腫瘍
消化器官などに
腫瘍ができることで、
食べ物の通り道が閉塞し、
結果的に飲み込みづらい仕草を
見せることもあります。
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その他
食欲不振は
さまざまな原因が考えられます。
上記のような原因だけではなく、
上記以外の
可能性もありますので、
検査してもらうに
越したことはないでしょう。
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食欲不振か疑わしい場合
- 「ご飯は食べてないのにお腹が張ってる」
- 「老犬だから食欲不振は生理現象?」
- 「ご飯は食べないけどおやつは食べる」
など、
食欲不振か
悩むケースもあるかと思います。
ご飯に対する
好みの問題もあるかと思いますが、
いずれのケースも
病院での診察をおすすめします。
特に
「お腹が張っている」状態は
病気が潜んでいる可能性が高いです。
また、
老犬の場合は確かに
身体機能が低下しているため
食欲が多少なくなることは
仕方ありませんが
どの程度が
生理的な減少かというと
判断は難しいところです。
- 「体重の急激な増減はないか」
- 「元気があるか」
など、
総合的に見ていく必要があります。
最後に
「ご飯は食べないけどおやつは食べる」場合は
好みの問題もありますが、
病気が絡んでいる可能性もあります。
おやつだけでは
栄養が不足するため
今後のためにも
動物病院での受診をおすすめします。
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犬が食欲不振の場合の治療法
食欲不振を引き起こした原因を突き止め、
その病気を治療することが
第一歩です。
長期間、
食欲不振だったがために
栄養失調を起こしていたら
点滴で
一時的な治療を行うこともあります。
軽度の場合は
皮下点滴を行いますが、
重度の場合は
静脈点滴を行い、
入院も必要になります。
まとめ
気になることがあれば病院へ
食欲は
生命維持活動において、
最後の最後になくなるものなので、
それが続くようであれば
何かしらの病気を疑いましょう。
ペットである犬や猫は
言葉を話すことができません。
すなわち、
具合が悪くても
早期に症状を訴えることができず、
重症化し
食欲不振や元気消失に陥り、
ようやく飼い主さんが
気づくケースがほとんどです。
でも、実は
愛犬もちょっとしたサインを
出しているものです。
ふとした仕草だったり、
肉体の微かな変化だったり。
少しでも
いつもと違うなと
心配することがあれば
かかりつけの獣医師への相談を
おすすめします。
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