犬が車酔い!症状とご飯のタイミングって?
公開日:2024/11/07 / 最終更新日:2024/11/07
犬が車酔いをする3つの理由
1、車の揺れ
車酔いの原理は
人も犬も同じです。
目で感じる
「車の揺れ」や「振動」
「スピード」などの情報が、
平衡感覚をつかさどる三半規管が
感じる情報と異なることによって
脳内が混乱し、
酔いが起こるのです。
2、におい
車内の消臭剤や芳香剤、
ガソリンといった特殊なにおいが
車酔いを誘発する
場合もあります。
3、不安・トラウマ
車酔いとは本来
「体の反応」ですが、
たとえ一度であっても
「ツライ」という記憶が強く残ると、
次からは
車が動き出していなくても、
嘔吐などの
車酔いの症状が
見られることがあります。
犬が車酔いした場合の症状
初期症状
- 落ち着かない
- 頻繁にあくびをする
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軽度の症状
- 泡やよだれが出る(つばが出る)
- パンティング(ハッハッと浅い呼吸)
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重度の症状
- 嘔吐(吐く)
- 下痢
- ぐったりする
犬の車酔いの初期症状として
気分が悪くなることで、
どうにかしたいと
そわそわし始めます。
次第に不安や緊張から
あくび・パンティング、
ペチャペチャ音がなるほど舐める
などの行動が見られ、
(よだれが出てしまうため)
重度の場合は体調へ影響します。
初期症状が見られたら、
重症化する前に
休憩を取りましょう。
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犬の車酔い対策
大きな揺れや興奮状態にならない環境をつくる
「車の揺れ」だけでなく、
ストレスを感じることで、
興奮状態になり、
酔いやすくなることもあります。
そのため、
乗車中
クレートの中にいてもらう場合は、
タオルなどを入れて
揺れないように配慮し、
タオルをかけてあげるなど
落ち着く環境を
作ってあげることが大切です。
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抱っこして気分転換
抱っこや
後部座席に座らせるなどは、
犬の体が揺さぶられやすいため
車酔いしやすくなりますが、
しっかりと抱えてあげることや
たまに外の空気を吸わせてあげることで
酔い止め効果があります。
ただし、
窓から犬の顔を出す行為は、
道路交通法違反になりますし、
運転中は必ず
ケージに入れたり、
シートベルト付きの
ドライブボックスに
入れるようにしましょう。
食事のタイミングを考える
車で出かける直前に
ごはんを与えると、
揺れによって吐きやすくなり、
反対に
空腹でも吐く子もいます。
出発の時間よりも
2時間ほど前に
ごはんを与えるか、
直前になる場合には、
普段与えている半量にし、
目的地についたときに
残りの半量を
与えるなど工夫をしましょう。
酔い止めの薬を利用する
人間同様、
犬にも
犬用の酔い止め薬があります。
旅行など
車に乗せることがわかっている場合には、
事前に
動物病院で相談し、
酔い止めを利用して
「気持ち悪い経験をさせない」
ということも大切。
酔い止めを飲ませる場合は、
出発の
30分~1時間前に
飲ませてあげることも重要です。
犬の車酔いを克服するトレーニング
車酔いの原因
車酔いは
体が大きく揺さぶられることによって
起こるものです。
車に乗っただけで
酔うという犬の場合には、
ゆっくり時間をかけて
トレーニングしてあげることで
車に乗れるようになります。
もちろん、
揺れに適応できるようになるには
ツボを押したり、
体幹を鍛えたり
慣れという部分もありますが、
まずは
「車に乗っても酔わない」
ようにしてあげることが大切です。
1、エンジンをかけずに
まずは
エンジンがかかってない状態で
行います。
- リラックスした状態で車の周りをにおいを嗅がせたり散歩する
- 普段犬を乗せている場所のドアを開け、
すこ~しずつ近付けるようにおやつやフードを与える - 車に乗せた状態でおやつやフードを与える
- 少しずつ車に乗っている時間を伸ばす
- ドアを軽く閉め、すぐにご褒美を与える
- ドアを深く閉め、すぐにご褒美を与える
- ドアを閉めるて、すぐにご褒美を与える
最初は1~3を
日を分けて
練習してあげましょう。
※近付きたがらないのにリードを引いて
無理やり近づけたり、
一歩前に出たのにご褒美を与えないで
さらに距離をのばしたりは
絶対にしないようにしましょう。
犬にも
自分のタイミングがあり、
せっかく勇気を出して進んだのに
ご褒美がもらえないと
その後のトレーニングが難しくなります。
2、エンジンをかけた状態で
次の段階としては、
1の1~7を
エンジンがかかった状態で
少しずつ慣らしてあげましょう。
その後、
徐々に以下の2つも
トレーニングに取り入れていきます。
- 犬を車に乗せた状態で少し前に動いてみる
- 犬を車に乗せた状態で少しバックしてみる
犬の様子を見ながら
少しずつ時間や距離を
振動などの刺激に
慣れさせていくようにしましょう。
まとめ
- 車酔いは体が大きく揺さぶられることによって起きます
- 愛犬の様子を見ながら少しずつ
車に慣れるトレーニングをしましょう - 食事は出発の2時間程度前に済ませておきましょう
ドライブ中は
こまめに休憩を取ることと、
スピードが出過ぎたり、
大きな振動が
起こったりしないように
安全運転で出かけましょう。
もし愛犬が
吐いてしまっても
叱ったりせず、
しっかり休憩を取れるよう
余裕を持って
行動することをおすすめします。
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