犬が舌を出す!しまい忘れる理由って?
公開日:2024/10/02 / 最終更新日:2024/10/02
犬が舌を出す理由
体温調節のため
暑いとき、
犬は大きく口を開け、
ハァハァとする
「パンティング」という呼吸で
体温調節をしています。
口の粘膜や舌から
唾液を蒸発させて、
その気化熱を利用して
熱を下げているのです。
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リラックスしている
リラックスし、
口周りの筋肉の緊張が
緩むことから
舌が出ている状態です。
特に
寝ている間に
見られることが多い姿です。
愛犬が飼い主さんのそばで
ダラリと舌を出して寝ていれば、
安心しきっていることを
指します。
寝起きで
そのまま安心しきって、
しまい忘れる場合もあります。
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カーミングシグナルの一種
「Calming Signal(カーミングシグナル)」は
落ち着かせる
信号・合図という意味です。
犬が不安を感じたり、
緊張や興奮したりしているときに
見られます。
舌を出す場合は
「落ち着きたい」
「相手に落ち着いてほしい」と
思っていることが多いようです。
このとき、
出しっぱなしにするのではなく、
ペロッペロッとすることが
特徴です。
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歯に隙間がある
歯に隙間があると、
そこから
舌が出たままになることがあります。
歯に隙間が生じる原因として
「不正咬合(噛み合わせの問題)」と
「歯並びが悪い」ことが
考えられます。
病気の可能性
舌を出しながら
呼吸がずっと荒い、
苦しそうな場合は
「熱中症」や「心臓病」「
呼吸器系疾患」などが
考えられます。
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犬の舌の色がいつもと異なる場合の原因
愛犬の舌を見たとき、
いつもと色が違う場合は
何らかのサインです。
その際は、
舌だけでなく、
他の粘膜が異常かどうかを
確認することが必要です。
例えば、
歯ぐきの色が普段と違ったら、
目の粘膜も
確認しましょう。
老犬の場合に
色が黒っぽく見えるのは、
口腔粘膜に色素が沈着し
黒ずんでくるためであり、
問題ありません。
白色の場合
<貧血>
通常よりも赤血球が少ない、
いわゆる
「貧血」の状態です。
原因としては
- 「出血」
- 「血液が何かしらの原因で壊されている」
- 「血液を作れない」
などが考えられます。
貧血が疑われる場合は
重症な状態です。
早急に
病院を受診しましょう。
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<過度な興奮状態>
過度な興奮状態で
呼吸がうまくできていない
可能性が考えられます。
興奮状態にある場合は、
少し落ち着かせてから
粘膜を確認してみてください。
色が戻っていれば
問題ありません。
何かしらの病気が
隠れていることもあるため、
念のため
検査はしたほうが安心です。
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黄色の場合
黄色の場合、
黄疸の可能性が高いです。
黄疸とは
ビリルビン(胆汁色素)が
血液中に増加してしまうことで
起こります。
疾患としては
- 「肝炎」
- 「胆嚢」
- 「溶血」
を起こします。
この場合、
皮膚や外耳なども
黄色くなる場合がありますので
確認してみてください。
重篤な場合が多いため、
早急に
動物病院に行きましょう。
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紫色の場合
<血中の酸素濃度の低下>
血中の酸素濃度が
著しく低下した状態で起こります。
興奮状態で
呼吸がうまくできていない状態が
考えられます。
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<心臓病の疑い>
心臓が悪いことで
血液を送る
ポンプの役目をしている心臓が
血液を送れなくなり、
循環不全になった
状態で起こります。
紫色の場合、
心臓病でも
かなり状態が悪い
可能性があります。
少し落ち着かせてからでもいいので、
早急に
受診しましょう。
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<呼吸器疾患>
気管や肺の異常が起こることで
酸素をうまく
取り込めないため、
血中の酸素が
低下する可能性があります。
この場合、
舌の変色以外にも
「呼吸しにくい」といった症状が
出ることが多いので、
早めに動物病院に
行くようにしましょう。
応急処置として、
お水を飲ませてください。
呼吸器疾患の度合いにもよりますが
一時的な可能性も考えられます。
しかし、
継続して紫色なら
動物病院での受診を
おすすめします。
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まとめ
- 犬が舌を出す理由は生理的ものから精神的なものまでさまざま
- 犬の舌の色の異常は多くの病気のサイン
- 犬の舌の色がいつもと違うと思ったら、早めに病院へ
舌を出している愛犬を見ると
「可愛い」と思うことが
多いかと思いますが、
もしかしたらそれは
愛犬からのサインかもしれません。
いつもと違うことはないか、
すぐに発見できるよう、
日頃から
スキンシップをとりましょう。
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