犬が漂白剤を口に!考えられる症状と対処法って?
公開日:2024/08/14 / 最終更新日:2024/08/14
漂白剤が及ぼす犬への影響
口にしたときの症状
- 嘔吐
- 流涎(りゅうぜん)よだれを垂らすこと)
- 火傷のようなただれ
- 流涙
- 吐血
漂白剤を
口にした場合、
体内の粘膜への刺激により
嘔吐や流涎を
引き起こします。
目への刺激もあるため、
臭いを嗅いで
涙を流すこともあります。
薄めたものでも
危険性が高く、
最悪の場合、
死に至る恐れがあります。
関連記事
犬が吐く!原因や対処法って?
関連記事
犬が吐血!原因や病気のリスクって?
触れたときの症状
- 水疱
- 発疹
口にするだけでなく、
触れるだけでも危険です。
触れた部位を
洗い流さずに放置すると、
上記のような症状を
引き起こします。
犬が漂白剤を口にした・触れたときの対処法
「どれくらいの量を
口にしたか、触れたか」を
確認しましょう。
少し舐めた程度の場合
口の中を
水で洗い流しましょう。
そして、
水を飲みたがる場合は
しっかりと水分を取るように
心がけてください。
牛乳を飲ませるのも
効果的です(※)。
※健康時に牛乳を飲ませると、
下痢になる可能性がありますが、
漂白剤を口にした場合は
「薄める」「膜を作る」ために
効果的です。
日頃から牛乳を飲ませることを
推奨しているわけではありません。
関連記事
犬に牛乳はダメ!下痢、嘔吐、アレルギーの可能性も!
多量摂取した場合
すぐに
なるべく多くの水、
もしくは
牛乳を飲ませてください。
口にした漂白剤の詳細が
わかるようにし、
動物病院へ
緊急来院しましょう。
少量の場合も、
多量の場合も、
吐かせることは勧めていません。
万が一、
吐いた場合は
気管に入らないように
無理な体勢にはしないように
気をつけてください。
皮膚に触れた場合
漂白剤に
皮膚が触れた場合は
水でヌルヌルがなくなるまで
よく洗い流し、
病院での
受診をおすすめします。
目に入った場合
漂白剤が
目に入った場合は、
15分以上、
流水で流すようにしてください。
その後、
必ず
動物病院を受診するようにしましょう。
まとめ
- 犬にとって漂白剤は危険です
- 皮膚に触れた場合は、すぐによく洗い流しましょう
- 少しでも口にした、触れた場合は動物病院へ
- 量によっては死に至る可能性があります
的確な診断のためには、
飼い主が
正しく説明する必要があります。
中毒物質の種類の特定と
摂取経路を
明らかにしておきましょう。
その上で
動物病院へ連絡し、
誤飲した物のパッケージ
(あるいは残っていた物)を
持っていくようにしましょう。
また、
致死摂取量は
体重や状態によって変わるため、
少しでも口にした、
触れた場合は
念のため
動物病院に電話することを
推奨しています。
スポンサーリンク
「犬がティッシュを食べた」カテゴリーの関連記事
「犬がふらつく」カテゴリーの関連記事
「犬が元気ない」カテゴリーの関連記事
「犬が吐く」カテゴリーの関連記事
「犬が漂白剤」カテゴリーの関連記事
「犬が食べたら危険なもの」カテゴリーの関連記事