犬が栗を食べても大丈夫?

公開日:2022/08/16 / 最終更新日:2025/04/21
犬は栗を食べても大丈夫
栗は
炭水化物やビタミンB1、
ビタミンC、鉄、食物繊維などを
多く含み栄養価が高く、
犬が食べても
大丈夫な食材です。
渋皮には渋味がありますが、
抗酸化作用のある
タンニンが含まれています。
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ビタミンB1は、
糖質からエネルギーを作り、
皮膚を健康に保つ
働きがあります。

ビタミンCは
抗酸化作用や
皮膚を健康に保つ働きがあり、
一般的に加熱すると
減少しますが、
栗はデンプンがビタミンCを守るため
減少率が低いとされています。
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タンニンは
栗の渋皮に含まれている成分で、
ポリフェノールの一種です。
抗酸化作用によって
コレステロールの酸化を防ぎ、
動脈硬化のリスクを下げる
効果が期待できます。

犬に栗を食べさせる際の注意点
総合栄養食へのトッピングや
おやつとして与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。

下痢
栗には食物繊維が
豊富に含まれています。
食物繊維は
お通じの流れを良くする
働きがあります。
ただし、犬が下痢をしていたり、
消化能力が弱っている場合は
あげないようにしましょう。
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アレルギー
栗に対して
アレルギーを持っている子もいます。
栗のアレルギーは
稀といわれていますが、
最初は少量を食べさせることから
スタートしてあげましょう。
目が充血する、
体を痒がるなどといった
症状が見られた場合、
アレルギーを発症している
可能性があるので、
動物病院で診察してもらいましょう。
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栗の与え方
生の栗は硬く
消化づらいので、
柔らかくなるまで
加熱してからあげましょう。
鬼皮(殻)や渋皮は
取り除くようにしてください。
渋皮は取らずに
犬が食べても問題ありませんが、
鬼皮はとても硬く、
消化器官に詰まったり
傷をつけたりする
恐れがあります。
市販の加熱済みの甘栗は、
原材料が栗だけであれば
犬に食べさせても問題ありません。

モンブランや栗ようかん、
マロングラッセなどの加工品には
砂糖などが多く
使用されているので、
与えないようにしましょう。

まとめ
- 皮膚や粘膜の健康維持、
免疫機能の促進などの効果がある - アレルギーや下痢に注意
犬は基本的に
総合栄養食を食べていれば
健康的に過ごせます。
人間が普段食べている食材でも、
犬が食べてはいけないものも
多数存在するので、
栗に限らず
「この食べ物を犬は食べていいのかな?」
と疑問に思った場合は、
すぐに調べるように
しましょう。
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