犬がバジルを食べても大丈夫?

公開日:2024/10/11 / 最終更新日:2025/02/13
犬にバジルを与えるメリット
バジルは
シソ科の植物で、
香りに特徴があります。
イタリアンに欠かせない
バジルですが、
実は原産は
インド、インドシナ半島、
モルッカ諸島です。
そこから
ヨーロッパに広がり、
料理に使うスパイスとして
知られるようになりました。
免疫力アップ
バジルには、
抗酸化作用があるβカロテンが
豊富に含まれています。
βカロテンは
免疫力を高めてくれるので、
ガンや心臓病の予防などにも
効果的といわれています。
これは、
人間だけでなく
犬にも同様のことです。
また
摂取することで、
βカロテンが
ビタミンAに変換されます。
ビタミンAは、
皮膚のターンオーバーを
調整するなどの役割を持っています。
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歯や骨の形成のサポート
バジルに含まれるカルシウムには、
歯や骨の形成を助ける
働きがあります。
ただし、
過剰摂取は
尿路結石(尿石症)の原因にもなるので
注意が必要です。
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血圧の維持・代謝アップ
バジルに含まれるカリウムには、
塩分を排出する
働きがあるので、
血圧を維持してくれます。
また
利尿作用が
体内の水分量を調整してくれるので
代謝が良くなります。
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止血・丈夫な骨の形成
バジルには
ビタミンKが含まれています。
ビタミンKは
出血した際に
血液を固めて止血したり、
骨にあるタンパク質を活性化して
丈夫な骨を形成したりする
働きをします。
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犬にバジルを与える際の注意点
バジルを与える際は、
消化しやすいように
細かく刻んであげましょう。
生でも加熱しても、
どちらでも大丈夫です。
前述の健康効果に加え、
香りによる
食欲促進の効果も期待できます。
しかし、
与え過ぎには
注意が必要です。
バジルなどのハーブ類は、
犬にとっては
刺激が強い場合があるので、
与えるのは
少量にしておきましょう。

犬にはスーパーフードのバジルシードも大丈夫
バジルシードとは、
バジルの種のことです。
芽が出る前の種には、
植物の生命力が
ぐっと詰まっていて、
栄養も豊富です。
αリノレン酸や
不溶性食物繊維が
豊富に含まれていて、
人の場合は
便秘解消やダイエット効果が
期待されています。
しかし、
犬にも同様の効果があるかどうかは
わかっていません。
バジルシードを
犬に与える場合は、
人が食べるときと同様、
しっかりと
水を含ませたものを
与えてください。
量は少量にしておきましょう。

まとめ
- 免疫力・代謝アップ、丈夫な骨の形成といった効果が期待できる
- 犬に与える際は少量を細かく刻んで
- バジルシードも少量なら与えてもOK
手に入りやすいハーブの一つ、
バジルは
犬が食べても大丈夫な食材です。
とはいえ、
ハーブは犬にとって
刺激が強過ぎる場合もあり、
犬によっては
下痢や消化不良に
つながることもあります。
愛犬に与えるときは、
少量からはじめてください。
必ず
必要な食材ではないので、
もし
バジル入りのご飯を嫌がったり、
食べた後に
不調がみられたりしたら、
無理に
バジルを与えることは
やめましょう。
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