犬がクランベリーを食べても大丈夫?
公開日:2022/08/02 / 最終更新日:2023/11/08
犬はクランベリーを食べても大丈夫
※各100g当たり
ビタミンC
ビタミンCは、
体を若々しく保ち、
ガンを抑制する働きがあります。
人間と違い、
犬は体内でビタミンCを
作ることができますが、
年齢や体質によっては
不足してしまうこともあります。
ポリフェノール
クランベリーに含まれる
ポリフェノールの一種「アントシアニン」は、
視覚機能を改善するといわれています。
しかし、科学的には
まだデータが不十分で、
視覚機能の改善は
立証されたわけではありません。
ペクチン
整腸作用があり、
下痢や便秘を改善する
働きがあります。
また、コレステロールの排出を
促進するため、
悪玉コレステロールの
減少が期待できます。
キナ酸
体内で「馬尿酸」という物質に変化し、
アルカリ性の尿を酸性に傾けます。
それにより、
細菌の増殖を防ぐ
効果があります。
犬にも嬉しい効果が期待できます
クランベリーの与え方
クランベリーは
犬が食べても大丈夫な果物です。
愛犬に生のクランベリーを与える際は、
ヘタや種を取り除き、
愛犬の様子を見ながら
少量ずつ与えるようにしてください。
おやつとして与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
膀胱炎やストルバイト結石の予防におすすめ
クランベリーに含まれる
キナ酸は、
膀胱炎やストルバイト結石の
予防効果が期待できます。
膀胱炎やストルバイト結石は、
どちらも再発しやすい
病気ですので、
お悩みの飼い主さんは、
愛犬にクランベリーエキスが含まれている
サプリメントを与えることを
検討してみてはいかがでしょうか。
飼い主さんの声
わが家ではドライのクランベリーを
毎食小さなスプーンで
1杯与えてます。
粒にすると1粒程度かと思います
(1日2粒になります)。
うちの仔は
ストルバイトになったことがあるので
予防のために……。
クランベリーの
ナチュラルなものが
なかなか手に入らないので、
旬の季節には国産のもののみ、
やはり2粒くらい与えてます。
犬にクランベリーを与える際の注意点
シュウ酸カルシウム結石の犬には与えない
クランベリーは、
尿のアルカリ性を
酸性化する働きがあります。
そのため、
シュウ酸カルシウム結石の犬には、
クランベリーは与えないようにしてください。
ストルバイト結石は、
アルカリ性に傾いた尿が原因で
発症します。
しかし、シュウ酸カルシウム結石は、
尿の酸性化が原因で
発症するためです。
人間用の加工食品は与えない
日本では
生のクランベリーを
購入する機会は少なく、
私たちがクランベリーを口にするときは、
ジュースやクッキーなどに
加工されたものがほとんどだと思います。
しかし、人間用に加工された食品は、
砂糖や塩、添加物などが含まれている
場合があります。
そのため、
犬には与えないようにしましょう。
まとめ
- 与える際は、ヘタや種を取り除き、与え過ぎないようにする
- 膀胱炎やストルバイト結石の改善に効果的
- シュウ酸カルシウム結石の犬には与えない
膀胱炎や
ストルバイト結石の再発に悩んでいる
飼い主さんは、
獣医師に相談することはもちろんのこと、
クランベリーや
サプリを試してみるのも良いかもしれません。
愛犬の食生活に、
上手に取り入れていきたいですね。
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