犬がエビを食べても大丈夫?
公開日:2024/06/11 / 最終更新日:2024/06/11
犬はエビを食べて大丈夫
エビは
高タンパク低脂肪な食材で、
犬も食べられます。
生のエビには
「チアミン(ビタミンB1)欠乏症」
を引き起こす
チアミナーゼが含まれるため、
必ず
加熱してから
与えなくてはいけません。
多く含まれる
ビタミンEやエビを赤くしている色素
「アスタキサンチン」は
強い抗酸化作用を持ち、
アンチエイジングの効果が
期待できます。
そのほか
亜鉛やカルシウムも
豊富に含まれます。
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犬が食べて大丈夫なエビの栄養成分
ビタミンE
抗酸化作用があります。
過剰な活性酵素を除去することで
老化や免疫力の低下を
防ぐ働きがあります。
ビタミンB12
ビタミンB12には
神経機能・睡眠リズムの正常化、
そして
鉄分と共に
貧血を予防する働きがあります
タウリン
犬は体内で
タウリンを作ることができます。
動脈硬化や貧血、
視力の低下などを
予防する効果が期待されます。
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犬にエビを与える際の注意点
1、必ず加熱
エビを含む
多くの魚介類には
ビタミンB1を分解してしまう
酵素が含まれています。
加熱することによって
酵素を破壊することができますが、
もし
生のまま食べてしまった場合は
「ビタミンB1欠乏症」になってしまう
恐れがあります。
エビを与える際は
生ではなく
必ず茹でたりして加熱し、
食べやすい大きさに切ったものを
与えましょう。
もし、
生エビを食べても
少量であれば
症状が起きる心配はないですが、
体調不良を感じたら
すぐに
動物病院に相談しましょう。
ビタミンB1欠乏症とは
ビタミンB1欠乏症とは、
犬の体内で
ビタミンB1(チアミン)が
欠乏してしまうことにより、
食欲不振や嘔吐、
歩行困難などの症状が
出てしまう状態です。
人間にとっての
脚気を指します。
ビタミンB1は
炭水化物を
エネルギーに変換する時に
必要な栄養素の一つです。
ビタミンB1欠乏症が
重症化すると
脳や神経に障害が発生し、
歩行困難や、瞳孔散大となり、
最悪の場合は
昏睡状態になることもあります。
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2、少量で
エビを含む魚介類は
犬にとって
消化しづらい食べ物のため、
少量程度にしましょう。
大量に与えると
消化不良の原因となり、
下痢や嘔吐を引き起こす
恐れがあります。
トッピングやおやつとして
与える場合は、
1日の最適カロリー量の
10%以内にしてください。
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3、殻や尻尾はNG
殻や尻尾は
消化しづらいため、
胃腸に負担をかけます。
犬にエビを与える時に
殻や尻尾は取り除き、
実の部分だけ
与えるようにしましょう。
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4、人間用えびせんもNG
犬用に加工された
えびせんであれば
与えても大丈夫ですが、
人間用のえびせんは
犬にとって
味が濃すぎたり
塩分が高すぎたりするので、
与えないようにしましょう。
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5、アレルギー
食物アレルギーには、
生まれつきの体質による
先天性アレルギーと、
長い期間
同じ食材を食べることで発症する
後天性アレルギーがあります。
アレルギーの場合、
以下の症状になる
可能性が挙げられます。
- 下痢
- 嘔吐
- 発熱
- 元気がない
- 皮膚のかゆみ
上記のような症状があれば、
すぐに
かかりつけの獣医師に
相談しましょう。
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エビを使った犬の手作りご飯レシピ
オクラとエビのふんわり天津飯
材料
- オクラ
- むきエビ
- にんじん
- 卵
- 炊いたご飯
- 片栗粉
- 水
- ごま油
作り方
- にんじんを適当な大きさに切って茹でる。
- オクラを薄く切り、えびも適当な大きさに切る。
- 鍋に水を入れて沸騰したら
2のえびを入れる。
えびの色が変わったら、
2のオクラも加える。
大さじ2分の1の水で溶いた片栗粉を加えて、
とろみをつける。 - フライパンにゴマ油を熱し、
溶いた卵を一気に流し入れて、
まわりが固まったら火を止めて、
お皿に盛ったごはんの上に乗せる。 - 3のあんをかけて、
1のにんじんを飾ったらできあがり。
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まとめ
- 加熱して小さく切ってから与えるのがオススメ
- 生で与えるのはNG
- 殻や尻尾は与えてはいけません
- 与え過ぎは下痢・嘔吐の原因になります
エビのように
加熱をすれば
問題のない食べ物もあれば、
絶対に
食べさせてはいけない
食べ物もあります。
その食材は
自分の愛犬が
食べられるものかを
事前にしっかりと調べ、
愛犬との
ペットライフを楽しんでください。
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