犬がしっぽを追いかける!病気の可能性も!
公開日:2024/10/16 / 最終更新日:2024/10/16
犬が自分のしっぽを追いかける理由
遊んでいる
しっぽを追かけるという行動は、
子犬には
良く見られる行動です。
幼い子犬は
自分の体のことも
まだよく分かっていませんし、
遊ぶことが大好きです。
しっぽが自分の
体の一部であることを
まだ理解できてなく、
ひらひら動く
自分のしっぽが気になって
追いかけてしまうことも
あるでしょう。
子犬は、
1匹のみだと
遊び相手がいませんので
この行動が出やすいように感じます。
また、
兄弟がいても、
自分は遊びたいのに眠っていたりして
相手をしてくれないと、
暇を持て余し
しっぽを追いかける行動が
見られます。
子犬が
自分のしっぽを追いかけても
あまり心配しなくてもいいでしょう。
ただし
- 「兄弟がいるのに自分のしっぽばかり追いかけている」
- 「何回も、何回も自分のしっぽを追かける」
といった行動が見られるときは、
単なる
遊びではないかもしれませんので
注意しましょう。
ストレス
自分のしっぽで
遊ぶという行為は、
2歳以上の
精神的に大人になった犬では
あまり見られない行動です。
もしかしたら
ストレスがたまってしまい、
しっぽを追かけているのかもしれません。
犬は
人間と暮らしていますが、
人間とは違う動物であること、
犬も
痛みや苦しみを感じる心を持った
生き物であることを理解して
接することが必要です。
犬は
人間の言葉を話せませんから、
嫌なことがあっても
飼い主さんに伝えることができません。
犬のストレスがたまる主な理由
- 暑すぎる環境や寒すぎる環境、不衛生な環境など
- 食事の量や栄養価が不足、飲み水が不衛生
- 拘束の時間が長い
(ケージにいる時間が長い、つながれっぱなしになっているなど) - 飼い主さんとのスキンシップ不足
- 家族が不仲、飼い主さんがイライラしている
(犬は群れで生活する動物なので
家族が不仲であることは犬の心理にも影響します ) - 遊びが足りない
- 家の中に犬が落ち着ける場所がない
- 新しい家族が増えたときの飼い主さんの愛情の変化
(赤ちゃんにばかり注目する、子犬ばかりをかわいがるなど)
飼い主さんは愛犬の様子を観察し、
ストレスが溜まっていないか
チェックしてみましょう。
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注目してほしい
飼い主さんの注意をひくために
しっぽを追いかけている
可能性もあります。
飼い主さんが、
犬がしっぽを追いかけている姿を見て
- 「喜んでくれた」
- 「褒めてくれた」
などの経験があると
犬は
飼い主さんに振り向いてほしくて、
同じ行動を
繰り返しとることがあります。
普段
放っておかれることが多いと、
たとえ叱られても
無視されるよりも
注目してくれるほうを
犬は選ぶことがあるので
むやみに叱るのも
逆効果です。
忙しくて
かまってあげられないことも
あるかもしれませんが、
10分~15分程度の
短い時間であっても
愛犬に真剣に向き合う時間を
作ってあげれば
満足してくれますよ。
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暇
何もすることがなくて
暇を持て余し、
自分のしっぽを
追いかけてしまうこともあります。
犬は
人間の幼児程度の
知能を持っており、
知的好奇心も旺盛な
動物です。
人間なら退屈しのぎに
テレビを見たり、
本を読んだりすることもできますが、
犬はそうもいきません。
暇を持て余している様子が見られたら
しっぽを追ったり
噛んだりする前に、
- 「遊ぶ」
- 「散歩に出かける」
- 「ブラッシングなど犬が喜ぶお手入れをする」
など、
犬の相手をしてあげるか、
暇つぶしができるように
してあげましょう。
犬は
お気に入りのおもちゃを
ずっと大切にすることもありますが、
新しいものにも
興味を抱きます。
使い古したおもちゃばかりでなく、
新しいおもちゃも
ときどき用意してあげましょう。
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運動不足
犬の運動不足は
問題行動を引き起こします。
運動が足りないと
自分のしっぽを
追いかけるだけでなく、
無駄吠えやいたずら、
破壊行動などが
現れる場合もあります。
十分な運動ができている犬は
お家では
おとなしく過ごすことができます。
散歩も
いつも同じコースだと
飽きてしまって
刺激がないので、
ときどきは
違う場所に行ってみるのも
いいでしょう。
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お尻のあたりが不快
激しく、
クルクル回っているというのではなく、
比較的ゆっくりと
お尻のあたりを気にしている様子で
クルクル回っているときは、
何か気になるものや
不快感が
お尻やしっぽも辺りに
あるのかもしれません。
かゆい、なめたい、
しっぽに変なものが付いている
気がするなどの理由で
クルクル回っている
可能性もありますから、
しっぽやお尻、背中、肛門などを
チェックしてあげましょう。
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常同障害
常同障害とは
犬の心の病気の一つです。
何かが気になって
同じことを
何回も繰り返してしまう
などの症状が見られる
人間の
強迫性障害に少し似ていて、
意味のない行動を
繰り返し行ってしまうという
症状です。
ストレスがたまっている、
不安な気持ちがあるなどから
同じ行動を
繰り返してしまうのですが、
よくある
常同障害の症状の一つに
「自分のしっぽを追いかける」
という行動があります。
その他には
足をなめる、
穴を掘るなどの行動を
繰り返し行いますが
どれも意味はなく、
ストレスを
解消しようとしているのです。
何度も
しっぽを追いかけるという行動が
見られるときは
常同障害であることも
考えられます。
常同障害とまで診断されるのは
かなり症状が
進行した状態です。
そうなってしまう前に、
同じことを何度も
繰り返す様子が見らたら、
ストレス要因を探して
排除する、
獣医に相談するなどの
対策をしましょう。
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犬がしっぽを追いかける中で噛みちぎってしまうことも
しっぽを追いかけるという行動が、
「ちょっと暇だったからしっぽで遊んだ」
という程度の
一時的なものであれば
心配する必要はありませんし、
子犬には
よく見れれる行動です。
しかし、
2歳以上で
精神的にも大人になった犬は
あまりしっぽを追いかけませんので、
成犬が
しっぽを追いかけるという行動は
よくないことが多いでしょう。
私は愛犬が
成犬になってから
しっぽを追いかけて
クルクル回る様子は
見たことがありません。
しっぽを追いかけるのは
何かしら理由があると
思ったほうがいいですね。
そして
何度もしっぽを追いかける場合は
注意が必要です。
運動不足や
暇すぎることが原因で
しっぽを追いかけているのを
放置しておくと
心の病気に
発展しかねませんので、
ストレスの原因を
取り除くようにしましょう。
また
対策をしても症状が改善せず、
しっぽを追いかけることを
やめさせることができないと、
自分でしっぽを
噛み
ちぎってしまうこともありますので
早めに
獣医師に相談することを
おすすめします。
犬がしっぽを追いかけるのをやめさせるには
愛犬が
どんな理由から
しっぽを追いかけているのかを
理解することが大切です。
その上で
適切な対応していきましょう。
飼い主さんの気をひきたい
飼い主さんの
注意をひきたいために
しっぽを追いかけるときは、
それを無視することで
やめさせることができます。
飼い主さんが喜んでくれた、
声をかけてくれた
という経験を元にしている
行動ですから、
やめさせるには
その場を無言で離れるなど、
しっぽを追いかける行為に
興味を示さないことです。
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体力が有り余っている
暇であることや
運動不足など
ストレスが原因のときは、
放置せずに
ストレスを取り除く
努力をしましょう。
自分で
何がストレスか判断できないときは
専門家の
アドバイスを受けることを
おすすめします。
「暇を持て余す=体力を持て余している」
という場合が多いので、
散歩の回数を増やす、
ドッグランに行く、
ボール遊びなどの
ゲームを取り入れるなど
エネルギーを
発散させるようにすると、
お家にいる時間は
休息の時間となるので
暇を持て余す状態では
なくなります。
犬種や大きさ、
年齢により必要な
運動時間は異なりますが、
犬は
外に出て運動することが
健全な生活をするためには
とても大切です。
病気の場合
病気の場合には
獣医師さんの指示に従い、
薬や
エリザベスカラーを着けるなどの
対応をしましょう。
まとめ
愛犬がしっぽを追いかけるのは飼い主さんに原因があるかも
犬が自分のしっぽを追いかけて
クルクル回る様子は
どこかコミカルで
かわいいと感じますが、
放っておくのは
良くない可能性があります。
何らかのストレスが
原因であることが多いので、
愛犬の普段の生活を
見直してみたほうがいいでしょう。
犬は
言葉を話せませんので、
彼らの発する行動から
気持ちを
読み取ってあげたいですね。
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