室内犬も散歩が必要!散歩しないリスクって?
公開日:2024/12/09 / 最終更新日:2024/12/09
室内犬に散歩が必要な理由
運動不足を解消できる
外で走ったり、
アップダウンのある道を
歩いたりすることは、
犬にとって
良い運動になります。
特に、
肥満気味の犬にとって、
運動不足解消は
健康維持のために欠かせません。
室内での運動だけでは、
摂取するカロリーや
環境によっては
運動不足になることがあるため、
散歩での
適度な運動は
犬にとって必要です。
ストレス解消できる
家の中とは違い、
外の風を感じながら
歩く時間は、
犬にとって
良い気分転換になります。
外には
たくさんの刺激
情報があるため、
好奇心を満たすことができ、
さらに
リフレッシュにつながります。
また、
他の動物の気配を感じて
追いかけてみたり、
飼い主さんと一緒に
走ってみたりすることで、
肉体的な狩猟本能も
刺激されます。
本能や好奇心を満たすことは
犬のストレス解消になります。
社会性が身につく
散歩に出かけると、
他の犬に出会ったり、
接したりする機会も
増えます。
そこで
犬同士のコミュニケーションを
学ぶことができるのです。
同様に
飼い主さん以外の
人と接することで、
社会性を身につけることが
できます。
反対に、
あまり外に
出る機会がなかった犬は、
他の犬や人と
トラブルを起こす
恐れもあります。
散歩には
運動や排泄をすることも
含まれますが、
外の刺激に触れることで
五感を刺激し
本能的欲求を満たすことができます。
すると、
問題行動は起きにくくなります。
問題行動のきっかけは、
なんらかのストレスが
(欲求不満)
原因のことがほとんどです。
その他にも、
飼い主さんや
他の犬との
コミュニケーションを取ることで、
社会性を身につけていきます。
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犬の社会化不足!なぜ起こるの?
室内犬の適切な散歩の頻度・運動量
体格や犬種によって
体力が異なるため、
必要な運動量や散歩時間も
変わります。
また、
高齢の犬や関節の弱い犬、
体力の低下した犬にとって、
長時間の散歩は
体に負荷をかけることになるので
気をつけましょう。
犬にとって
メリットの多い散歩ですが、
犬種や体格、
健康状態に応じて、
適正な時間を考えてあげる
必要があります。
散歩は時間よりも
質が大切です。
本来
- 「小型犬だから何時間」
- 「大型犬だからどのくらいの距離を
散歩しなければいけない」
といった
基準はありません。
体が小さくても
体力のある犬もいますし、
体が大きくても
老犬であれば
長い時間歩くことはできません。
そのため、
時間や回数はあくまで目安とし、
散歩の質を意識した
散歩を心がけてください。
小型犬の散歩は、
1回30分程度を
1日2回行いましょう。
抱っこではなく、
きちんと
地面を歩かせてください。
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犬の散歩!散歩の時間帯や歩かない理由って?
室内犬が散歩をする際の注意点
マナー・しつけ
室内犬が
安全に散歩を楽しむためには、
飼い主さんも
しっかりとマナーや
しつけを
意識する必要があります。
他の犬や
人に接する時は
特に気をつけましょう。
室内ではおとなしい犬も、
外に出ることで
いつもとは違う本能、
野生の行動を
見せる場合があります。
事故やトラブルがないように
細心の注意を払いましょう。
ダニやノミ対策
自然豊かな場所に行くと、
愛犬に
ダニやノミが付着する
可能性があります。
ダニ・ノミが付着した場合、
主な症状は
「かゆみ」ですが、
ときには重篤な病気を
引き起こす原因になります。
対策として
- 「予防薬の徹底」
- 「洋服の着用」
- 「ブラッシング」
が必要です。
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気温の変化
室内犬は
一定の温度が保たれている
環境にいることが多いため、
外出時の気温の差、
変化に
気を付ける必要があります。
特に真夏の暑さは
「熱中症」や「脱水症状」などを
引き起こす危険があり、
肉球のやけどにも
注意が必要です。
関連記事
犬の熱中症の症状とは?
室内犬の散歩後のケア
散歩から戻ったら、
室内を汚さぬことがないよう、
また、
愛犬の清潔さを保つよう
ケアをしてあげましょう。
濡れタオルで拭く
帰宅後は、
濡れタオル
もしくは
アルコールフリーのウェットティッシュで、
汚れた部位を
拭いてあげましょう。
雨上がりや、
雪道などを歩いて
汚れがひどい場合は、
シャワーで
汚れを落としてあげましょう。
ブラッシングをする
外で付着した汚れは、
ブラッシングで
落とすことができます。
特に長毛種は
毛に
汚れが絡まりやすいため、
念入りに
ブラッシングしてあげましょう。
関連記事
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まとめ
- 散歩は運動不足・ストレス解消のためにも必要です
- 小型犬の散歩は、1回30分程度を1日2回行いましょう
- 散歩時、マナーはもちろん、虫や気温の変化に注意しましょう
- 帰宅時は愛犬のケアを忘れずに
散歩は、
犬だけでなく
人にも
運動不足やストレス解消という
メリットがあります。
散歩で
愛犬との絆を深めながら、
素敵なペットライフを
お送りください。
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