ペットホテル!どんなところ?注意点は?

公開日:2025/01/17 / 最終更新日:2025/03/06
ペットホテルとは
ペットホテルとは、
その名の通り
ペットのための宿泊施設です。
急な出張や
海外旅行など、
家を空けなければいけなかったり、
代わりに
面倒を見てくれる人が
見つからなかったりした場合に
利用されることが
多いでしょう。
ホテルは、
日帰りプランから
2日以上の長期プランまであり、
料金やサービスは
ホテルにより異なります。
ホテルの利用ができるペットは
基本的には犬猫ですが、
ウサギなどの
小動物を預かってくれる
ホテルもあります。

ペットホテルの種類
ペットホテルには、
大きく分けて
動物病院に
併設されているものと、
ペットサロンや
保育園などが経営しているものが
あります。
動物病院に併設されているペットホテル
動物病院に併設されている
ペットホテルは、
体調不良の場合、
すぐに
獣医師さんに
対応してもらえることが
最大のメリットです。
普段診てもらっている
獣医師さんであれば、
より安心して
預けられるでしょう。
しかし、
動物病院に併設されている
ペットホテルは、
大抵
ケージで預かる場合が多く、
1日中、
もしくは
1日の大半を
ケージ内で過ごすことになります。
ホテルが
メインのサービスではないため、
あまり
構ってもらえる時間もなく、
犬の散歩も
排泄のためだけの
短いものであることが
多いようです。
動物病院の
ペットホテルは、
患畜のみを受け入れるところが
ほとんどなのも注意点です。
ペットサロンが経営するペットホテル
ペットサロンが経営している
ペットホテルは、
ケージの大きさが選べたり、
ケージフリーで
自由に過ごせる
プランがあったりと
預ける条件を
選べることが多いです。
ペットが
より快適に過ごせる点が
ペットサロンの
ホテルのメリットといえます。
デメリットとしては、
体調不良のときでも
対応してもらえないことです。
散歩も
別料金の場合があるため、
確認しておきましょう。
犬の保育園・幼稚園のホテルサービス
子犬の社会化や
しつけ教室としての施設で
ドッグトレーナーが
在中しています。
日中の
お預かりが多いですが、
お泊りプランが
あるところもあります。そ
の場合には
夜間も
トレーナーがいるかどうか
確認しておくといいでしょう。
基本的には
クレートでの預かりですが、
犬同士の相性を見て
遊ばせたり、
散歩に行ったりする時間が
あります。
犬同士の
コミュニケーションを学ぶことができ、
トレーナーさんに
しつけの相談も
することができます。

ペットホテルのチェックポイント
実際に見学に行く
大切な
ペットを預けるところなので、
信頼できるところかどうか
よくチェックしましょう。
インターネット上の
口コミや
ホームページだけでなく、
自分で
実際に行ってみて
確認するようにしてください。
インターネット上の
口コミは
サクラの場合も多いので、
実際に使ったことがある人の
評価を聞くことができると
よりいいでしょう。
清潔かどうか
ペットホテルは
いろいろな動物が
出入りする場所です。
清潔に
十分気を配っているかどうかは
大切なポイント。
- 「臭いはしないか」
- 「ケージなどは清潔か」
- 「排泄物などが放置されていないか」
など、
自分の目で
確認できるといいでしょう。
ケージ or フリー
ペットがいる場所が
- 「ケージなのか」
- 「フリーで過ごせる場所があるのか」
確認しましょう。
ペットサロンのホテルは
ケージフリーのプランが
選べるところもありますし、
ケージでのお預かりでも
フリーの時間があるなど
さまざまです。
散歩はしてもらえるかどうか
犬は
散歩が必要ですが、
散歩をしてくれるのか
オプションなのか、
散歩の長さは
どの程度なのか
確認しましょう。
病気になったときの対応はどうか
ペットホテルは
自宅とは
異なる環境のため、
食欲がなくなったり
下痢を発症したりと
体調不良になることも
考えられます。
動物病院に併設されている
ペットホテルであれば
治療をしてもらえますが、
ペットサロンのホテルの場合は
どのような対応になるのかを
事前に
確認しておきましょう。
ごはんやベッドなどの持ち込みはできるか
ペットホテルに
預かってもらうときには、
できるだけ
自宅で食べていたペットフードや
使っていたタオル、
トイレ用品があると
ペットのストレスを軽減できます。
ごはんやベッド、
猫砂などを
持ち込むことができるかどうか
聞いてみましょう。
夜間はスタッフがいるか
ペットホテルでは
夜間は
ペットだけで過ごす時間が
長くなります。
ペットの宿泊施設が
夜間は
- 「無人になるのか」
- 「スタッフが常駐するのか」
- 「夜間に様子を確認するなどの見回りを行うのか」
などを
聞いておきましょう。
動物取扱業の登録を確認する
ペットサロンの
ホテルであれば、
動物取扱業の登録証を
確認しましょう。
動物取扱業の登録証の有無は
信頼できるかどうかの
大きな目安になります
見えるところの
掲示しているところもありますが、
掲示が確認しにくい
サロンもあります。
遠慮せずに
聞いてみてください。
動物取扱業の
登録をしていても
ずさんな経営をしているところも
ありますが、
登録をせずに
営業していれば
法律違反ですし、
必要な
講習などの受講しておらず、
経験も
積んでいないことになります。

ペットホテルに預ける前にしておきたいこと
ペットホテルに
預けるためには
準備しておきたいことが
あります。
準備を怠ると
預かってもらえない
場合もあるため、
注意しましょう。
ワクチン接種をする
狂犬病以外の
任意のワクチンも
しておきましょう。
ワクチン接種をしていないと
預かってもらえないことが
あります。
また、
多くの動物と
同じ空間にいることになるので、
ワクチンをしていることが
ペットの健康を守ることにも
なります。
関連記事
狂犬病予防接種っていつから?
ノミ・ダニ予防
ノミ・ダニ予防も
義務付けられている
ペットホテルは多いです。
予防をしておらず、
万が一、
寄生されていて
他のペットに移すことになれば
大変です。
ノミやダニは
ペットの健康に有害のため、
特に
外に出る機会の多い犬は
普段から
予防を心がけましょう。
ダニに
寄生されることで、
血を吸われたり
炎症を起こしたりする以外に、
貧血や
犬バベシア症などの
病気を発症する
リスクもあります。
関連記事
犬の貧血!原因や、症状、予後は?
ハウストレーニング
ペットホテルでは
完全フリーのプラン以外では
ケージで過ごす時間が
長いことが考えられます。
ケージで過ごすことに
慣れていないと
ストレスになる恐れがあります。
普段から
犬は
ハウストレーニングをし、
猫は
ケージに毛布をかけておくことで、
抵抗がないように
しておきましょう。
関連記事
犬のストレスサイン!原因や症状、ストレス解消法って?
関連記事
犬にハウスのしつけ方!自分から入るようになる方法って?
留守番の練習
飼い主さんと離れることに
強いストレスを感じると、
ペットホテルで
体調不良を起こすかもしれません。
普段から
留守番に慣れさせておき、
飼い主さんが
必ず帰ってくることも
理解させておきましょう。
短期間でお試し
初めてのペットホテルが
いきなり長期間では、
ペットの負担は
大きくなります。
問題なく
ペットホテルで過ごせるかどうか、
ペットホテルの対応は適切か、
まずは
短い期間の利用で
お試して練習しておくと
安心です。
迷子防止
万が一のときのために
- 「首輪に名札を付けておく」
- 「マイクロチップを装着する」
などの対策をしておくと
より安心です。
脱走により
行方不明になるリスクは
ゼロではありません。

小動物はホテルを利用できる?
犬や猫だけではなく、
うさぎやハムスター、
モルモットなどの小動物を
預かってくれるペットホテルも
ありますが、
数は
少ないため、
余裕をもって
探しておきましょう。
小動物や
鳥を
ペットホテルに預けるときは、
ケージごと持って行って
預けることが多いようです。
事前に
どのようにして預けるのか、
料金はいくらかなど
確認してください。

ペットホテルの料金の相場目安
ペットホテルの
料金の相場は、
地域などによって
大きく異なりますが、
目安は
以下の通りになります。
犬は
大きさにより料金が異なります。
- 小型犬 3000円~4000円
- 中型犬 3500円~4000円
- 大型犬 5000円~6000円
- 超大型犬 7000円~
猫は
ケージフリーかどうかにより
金額に差があります。
3000円~8000円
小動物
- ハムスター 1000円~2500円
- インコ 1000円~2500円
- うさぎ 1000円~3000円
- フェレット 1000円~3000円
- モルモット 1000円~3000円

ペットホテルは安くてもいい?
ペットホテルには
だいたいの
相場がありますが、
それよりも
安いところもあります。
安く済むなら
お財布的には
その方がいいですが、
安いのには
あまり
人件費をかけていないなどの
理由があります。
きちんと
管理しようとすれば
それなりの
経費がかかります。
安易に安いからという理由で
選ばずに
- 「どのように預かってくれるのか」
- 「どんな場所で預かってくれるのか」
を
よく吟味しましょう。

ペットホテルだけでなくおうちで留守番も考える
ペットを置いて
出かけなければならないときは、
ペットホテル以外にも
「ペットシッターに依頼する」
という
選択肢があります。
特に猫は
知らない場所が
苦手な動物のため、
ペットホテルではなく
ペットシッターに来てもらって
自宅で過ごすほうが
いい場合もあります。

まとめ
信頼出来るペットホテルを選びましょう
- ペットホテルとは、
ペットのための宿泊施設のことをいいます - 動物病院やサロンでも預かってもらえますが、
それぞれメリット・デメリットがあります - 預け先を選ぶ際は、
いくつかチェックポイントがあります - ペットのストレスにならないよう、
事前にしっかり準備しましょう
ペットホテルでのトラブルを
ときどきに耳にします。
脱走や体調不良になった際の
対応の仕方など、
深刻なトラブルがないとは
断言できません。
聞きづらいことも
あるかもしれませんが、
大切なペットを預ける以上、
必ず気になったことは
すべて
確認しましょう。
常識あるペットホテルであれば、
飼い主さんの疑問には
誠意をもって
答えてくれるはずです。

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