ドッグフードの正しい切り替え方!失敗した場合のリスクは?
公開日:2024/12/11 / 最終更新日:2024/12/11
愛犬のドッグフードの切り替え方が大切な理由
愛犬が長い間、
同じフードを食べていると
腸内環境が
そのフードに適応しています。
しかし、
新しいフードに
一気に切り替えると、
腸内が混乱してしまい、
適応できず、
切り替えに失敗して
嘔吐や下痢に
つながってしまうのです。
フードを頻度高く
ころころ変えることは、
腸内環境の
混乱につながるため、
一定期間は
同じフードを
与えるようにしましょう。
そのため、
ドッグフードを切り替える場合は、
注意が必要です。
年齢や犬種ごとに切り替える必要はない
ドライフードを見ると、
年齢別・犬種別のフードが
並んでいますが、
実際は
中身に関して
ほとんど差がありません。
基本的には
総合栄養食の
フードを与えていれば、
子犬から成犬、
シニア犬(老犬)まで
全て同じフードで
問題ありません。
毎日ドッグフードを変えるデメリット
毎日ドッグフードを変えると、
逆に
食べ飽きを
起こしやすくなります。
そのため、
理想は同じブランドの商品で、
メニューごとに
一定期間与え、
Aのメニューがなくなったら
Bのメニューを与え続けてあげると、
食べ飽きが少なくなります。
愛犬のドッグフードの正しい切り替え方
新しいドッグフードに
切り替える際は、
注意が必要です。
急に今までのフードから
全て切り替えるのではなく、
少しずつ
新しいフードの量を増やしながら
新しいフードに
慣れさせることが大切です。
初めの6日間は
今までのフードを中心に、
新しいフードの量を
少しずつ増やしながら
徐々に
慣れさせていきます。
- 1~2日目 新規フード25% 既存フード75%
- 3~4日目 新規フード50% 既存フード50%
- 5~6日目 新規フード75% 既存フード25%
- 7日目以降 新規フード100% 既存フード0%
ドッグフードを切り替えた後の注意点
1、うんちの変化を見る
ずっと同じだったフードが
急に変わると
ワンちゃんのお腹がびっくりし、
胃腸が過剰に働いて
便がゆるく(軟便)なり
下痢気味の
うんちが出ることがあります。
うんちが緩くなったとしても、
そのフードが合っていない
ということでは
必ずしもありません。
もちろん
フードに含まれる食材が
アレルギーを起こし、
フードが合わない
可能性もありますが、
短期的に
ゆるくなる場合は、
フードが「変わったこと」が原因である
可能性が高いです。
もし
3日以上たっても
下痢が止まらない場合は、
何かしら問題が起きている
可能性があるため、
かかりつけの獣医師の先生に
相談してください。
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2、体重の変化を見る
ドッグフードを切り替えてから
もう一つの
よくある間違いに、
体重の変化があります。
フードを切り替えて太った
痩せたので、フードが悪い
という声もありますが、
フードごとに
グラムあたりのカロリーが
違うため、
必ず
パッケージ裏面の
目安の与える量を見ましょう。
そして、
私たちと同じく、
犬にも太りやすい
痩せやすい体質があるため、
あくまで裏面の与える量は
目安量です。
毎月体重を測り、
増減に応じて、
与える量を調整するように
しましょう。
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ドッグフードを切り替える際におすすめのご飯
犬の食べ物は
「エサ」と呼ばれていた時代から、
家族の「ごはん」と呼ぶ時代へ
変わりました。
私たちと同じように、
犬も
栄養バランスの良い
ごはんを食べることで
健康を維持することができます。
ごはん選びをする際は、
以下の2点を
気を付けていただくといいでしょう。
1、総合栄養食を適量与える
犬が必要とする栄養は
人間と同じではありません。
そこで生まれたのが
「総合栄養食」と呼ばれるごはんです。
おやつなど
「一般食」や「副食」と呼ばれる
ごはんだけ食べていると
体を壊してしまいますので、
「総合栄養食」のごはんを
選ぶようにしましょう。
総合栄養食を食べていても
与える量が少なければ
痩せてしまいますし、
多ければ
太ってしまいます。
パッケージに書かれた食事量は
目安ですので、
ボディ・コンディション・スコアで
「3」の「理想体型」を維持できる量を
与えるようにしてください。
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2、添加物の少ない新鮮なごはんを選ぶ
犬のごはんと聞いて
「カリカリ」と呼ばれる
茶色い豆粒を想像される方も
多いと思いますが、
正しくは
「ドライフード」と呼ばれる
加工食品です。
保存しやすく
食いつきも良いことから
犬のごはんとして
一般的になりましたが、
高温加熱によって
食材本来の栄養が失われ、
添加物も
多く含まれることから
見直しが進んでいます。
新鮮な野菜を
犬や猫に与え続けることで、
様々ながんに罹るリスクを
軽減することが研究で判明していたり、
市販のドライフードを製造する
工程の1つである高温加熱処理が、
タンパク質の
品質劣化を招き、
熱に弱いビタミンを破壊し、
さらには
発がん性物質を
生成してしまうことが、
研究により判明しています。
そこで生まれたのが
素材本来の旨味や香りが楽しめ、
余計な添加物も入っていない
「フレッシュフード」と呼ばれる
新鮮なごはんです。
実際に
従来のドライタイプのドッグフードよりも、
水分がより多く含まれた
手作り品質の
ごはんを食べている犬の方が
寿命が
3年も長くなることが
研究により明らかになっています。
新鮮で美味しく、
健康なごはんを選ぶことが
長生きできる秘訣です。
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